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初めて作曲「まろばし」 by塩見岳大

日時:平成31年4月23日
執筆者:塩見岳大
タイトル:初めて作曲「まろばし」 

2013年、「COLORS」ツアーにて僕は初めてパンフレットのデザインに挑戦した。

その後、和太鼓彩の様々なグラフィックを制作することになるのだが、
始まりは「COLORS」だった。

そして「COLORS」ツアーの中にはもう二つ、
僕の始まりが詰まっている。

一つはタンバリンとの出会い。
「Beaters2」という演目で今ではお馴染み(?)となったタンバリンを用いた演奏を初めて披露した。
タンバリンとの馴れ初めは後日他のページでじっくり話していきたい(乞うご期待!)。

しかしタンバリンは一度置いておいて、
今日は「COLORS」ツアーにて作曲した演目を初めて和太鼓彩で披露した時の話をしようと思う。

曲名は「まろばし」。

漢字で書くと「転(まろばし)」。

「まぼろし」ではありません。

「まろばし」です。

桐蔭学園和太鼓部、和太鼓音劇団La Casta、等以前の団体で作曲を行なっていたので、
初めての作曲ではなかったのだが、
和太鼓彩で披露する演目としては初めての作曲だった。

曲を作る時、
どこから手をつけるかは人によって様々だと思う。
音から作る人もいれば、
楽器から作る人、
人物から作る人などなど…

僕もその時々によって変わってくるのだが、
今回、「まろばし」はビジュアルから作り始めた。

現在ほどではないにしても、
当時から和太鼓彩の演目はたくさんあったので、
一目見て他の演目とビジュアルから違うとわかる演目を作りたいと思った。

ちなみにこちらが「まろばし」のビジュアル!

半円形に並んだ和太鼓に囲まれた演者達が頭を振り乱しながらロックに叩く演目。
それが作り始めた頃からのコンセプトだった。

音も従来の演目とは異なったテイストを作り出すために、
和のものらしからぬ作りになるように工夫をした。
ウン、タン、ウン、タン、とアクセントが裏に入る、
洋楽的なリズム構成を取り入れ、
ロックな音作りに注力した。

今でこそ作曲の際、もしくは演目を共有する際には、
楽器制作ソフトをしばしば使うのだが、
当時はそんなものの存在も知らなかった。

更に言えば楽譜も読めず、書けなかった。

そのため独自の象形文字のような手書きの楽譜で、
作ったリズムを記憶、共有したが、
メンバーからは意味不明となじられた。

ちなみに後日見直してみると本当に意味不明だった。

そのため、演目を共有するだけでも一苦労である。
メンバーの皆さん、苦労をかけました。すみません!!!

リズムを合わせた後は、
打ち方や、グルーブ感のすり合わせ。

この演目では、
意気揚々!元気溌剌!
といった雰囲気ではなく、
少しダークでアンダーグラウンドな空気感を作りたかった。

そのためにどっしりと構えて、胸を張るような正当な打ち方ではなく、
少し構えを崩して、俯きがちな姿勢を取るようにした。

塩見をよく知っている人はわかると思いますが、
ちょっと斜に構えた、仄暗い雰囲気のものが好きなのです。

演目を作る際、
当時の自分の趣向や環境などが色濃く反映されるようで、
「まろばし」を見ていると当時好きだった漫画や映画、音楽などを思い出す。

塩見はわりかし影響されやすいのです。

そして出来上がった演目「まろばし」。
「COLORS」ツアーでは三曲目として披露し、
葛西、齋、塩見の三人で熱演した。

その後、
「しおさいの逆襲」公演、
「Q」ツアー、
最近では塩見岳大のソロライブで披露。

ソロライブでは少しアレンジも加えたので、
次披露する際には更にパワーアップさせていきたいと思っております。

皆様、是非今後の「まろばし」にご期待くださいませ!

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