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活動特集

塩見岳大 ソロライブへの想い

ソロライブへの想い

2月16日、「和太鼓彩ファンイベントVol.2 ソロライブ 塩見岳大」。

人生初の挑戦となるソロライブ。
当初このライブが決定した時には、
楽しみに思う感情より圧倒的に不安の方が大きかったです。
今まで地打ちもなしに一人で和太鼓を叩いていた時間など長くて3分程度。
そんな自分がライブを丸々一本、構成、作曲、演奏すると考えれば考えるほど不安は増大していき、
ライブが始まる瞬間までその不安は膨らみ続けるばかりでした。
しかし、舞台に立ち、お客様の様の拍手と歓声を浴びた瞬間に不安は何処の彼方へと吹き飛び、
全身全霊をもって自らも楽しみながら、このライブを乗り越えることができました。

今回はライブの仕様上、たった一人で応援してくださった皆様の全ての拍手と歓声を一身に浴び、改めて自分は多くのお客様に支えていただだいているということを再認識いたしました。

ライブにお越しくださった皆様、
日頃より応援いただいている皆様、
改めて御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

さて、悩みに悩み抜いた今回のソロライブですが、
テーマは最初から決まっていました。

「お客様に楽しんでいただくこと」

これは僕が和太鼓を叩く意味…
舞台に上がる意味そのものです。

今でこそゴキブリ並に生命力がありそうだとか言われることがありますが、
幼少の頃は喘息、アトピー、その他アレルギーを抱え、
身体が弱く、運動神経も悪い子供でした。

そんな僕が当時のコミュニティの中で獲得できた立場というのが、
「人を笑わせる」というポジションでした。

それこそ身体を張り、
恥を投げ捨て、
全力でこの立場にしがみつき続ける。

そんな学生生活の中で、
僕は僕の行動によって人が楽しむことに対し、
強い喜びを感じるようになりました。

「お客様に楽しんでいただくこと」…
それは僕の人間としての在り方そのものでもあるのです。

ライブの構成を考えながらそんなことを考えていると、
折角のソロライブという機会、
お客様に塩見岳大という人間をより楽しんでいただくために、
僕のことをもっと知ってもらおうと思いました。

そしてもう一つのテーマ
「塩見のことをもっと知ってもらう」
というテーマが出来上がります。

斯くして、
僕の和太鼓人生を過去から振り返りながら、
お客様に楽しんでいただく、
という今回のライブの外枠が出来上がって行きました。

ライブの中身に関しては、ざっと紹介させていただきましょう。

オープニングではお客様と一緒に声をあげる新曲「夜明けを謳う君」。

高校時代初めて齋と作曲した締め太鼓の演目「しおさい」から、
今回はソロライブということで「さい」の字を抜いて「しお」。

高校和太鼓部卒業公演のために作曲した低音の太鼓を二つ使った「大地」。

大学時代代表を務めた和太鼓音劇団「La Casta」で作った曲の中で日の目を見なかった、
初公開の演目「愛しき我が身に花束を」。

塩見の代名詞(?)とも言えるタンバリンを用いて演じる「タンバリンリン」。

そしてソロライブのために新たに手に入れた武器、パンデイロを使った「在りし日の追憶」。

COLORSツアーにて和太鼓彩で初作曲した演目「まろばし」。

数々の海外ツアーの中でも、
印象の強い中南米ツアーにてご一緒させていただいた岡田寛行さんが大太鼓を叩きながら唄い、感銘を受けた演目「ヨイトマケの唄」。

そして、鼓面上で表現できる世界を追求した新曲「クマさんとハチくん」。

アンコールには和太鼓彩定番のソロ回しを一人で行う「一人ソロ回し」をお送りいたしました。

ソロで演奏できる演目自体、僕は持ち合わせていなかったので、
作曲、編曲には頭を悩ませましたし、
お客様に楽しんでいただくためのギミックや小ネタなども脳味噌の端からひねり出し、
MC原稿も全部文字におこしました。

幾度となく
「うわぁああああああああ!!!」
と叫び出したくなる気持ちを抑えながら、
思考に試行を重ね、公演を形にしていきました。

正直、ここまで一つの公演で苦悩したのは初めてでした。

しかし、
改めて和太鼓と、
和太鼓の技術と向き合い、
「お客様に楽しんでいただく」
ということを煮詰め、
初めての構成に挑戦し、
大量の作曲と編曲を経験し、
練習を重ね、
ソロライブに取り組む以前と比べ、
何段階もレベルアップ出来たと自負しております。

改めて、ライブにお越しいただいた皆様、
日頃より応援いただいたいる皆様、
誠にありがとうございました。

皆様のおかげで今日ここまで塩見は成長し、
そしてこれから成長していきます。

その姿を是非ずっと見守っていただければと思います。
そうぞ、よろしくお願いいたします。

これからに向けて

今回僕だけではなく、
葛西さん、萩さん(萩原)、齋、全員がソロライブ初挑戦であり、
彼らが演奏している姿をライブ一本丸々客席から見たのは、
和太鼓彩入団以前に見た以来初めてでした。

和太鼓という楽器は本当に面白いと思っていて、
奏者の人間性をこれほど鮮やかに反映し、
奏者の想いをこれほどストレートに伝えられるものはないと思っております。

そんな面白い楽器を演奏した、
3人のメンバー、
3人の想いはひしひしと胸に染み渡りました。

齋のソロライブは舞台裏のモニターで映像を見ながら汗が止まりませんでした。
最早年長者として和太鼓彩を背負う覚悟とその風格、
そして僕のソロライブの前に盛り上がり過ぎる舞台の歓声を聞いて、
感想と動揺が同時に押し寄せてきました。

萩さんのソロライブでは、萩さんの舞台への一途な想いを感じました。
こだわり過ぎるほどにとことん表現の細部までこだわる萩さん。
我武者羅に大太鼓を打ち続ける背中は苦しくも笑っているように見えました。
萩さんは舞台に恋をしていると個人的に思っています。

葛西さんの凄まじい探求心をもって織り成す和太鼓との対話も圧倒的でした。
葛西さんが描く世界はいつだって最高に面白く、
無限の広がりを感じさせてくれます。
やはり葛西さんこそ和太鼓彩の代表と痛感したのは、
最早何百、何千回目かもわかりません。

改めてこのメンバーで臨む、
SAI LAND ギャラクシティ西新井文化ホールの公演。

僕は楽しみで、楽しみで仕方がありません!

ソロライブを乗り越えた四人の力が一体となる…
「四位一体」!

お楽しみに!!!