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はじめての和太鼓コンテスト by齋英俊

日時:平成31年4月4日
執筆者:齋英俊
タイトル: はじめての和太鼓コンテスト

本日は、2011年9月18日に開催されました、「太鼓祭inクレアこうのす 第5回東日本大会」を振り返りたいと思います。

この大会、当時大学のサークルだった和太鼓がはじめて出場した、和太鼓のコンテストです!
日本太鼓協会が主催の大会で、和太鼓界では最大級のコンテストと言われております。

プロの世界で活躍していくために!
まずは自分たちの実力を推し量ろうと、応募しました、

初出場ではありましたが、和太鼓は、ビデオ審査の予選を通過し、東日本大会の本選に駒を進めたのでありました♪
大会、勝負事と言われると俄然やる気に満ち溢れるのが男の宿命。
新鮮な緊張感に包まれながら、当日を迎えます。

会場はこちら、埼玉県にあるクレアこうのすです!

本番前のメンバーの様子はこちら!

そうです。
そうです!!
そうです!!!

前回のヒストリーレポート2011年7月の初KPP出演(https://wadaiko-sai.com/archives/history/190309)から、衣装が大きく変わりました!

2011年には、もうひとつ和太鼓の転機となった大イベントがありました。

「国宝松本城太鼓まつり2011」

これは、特に葛西代表の思い入れのとても強いイベントかと思うので・・・、きっといつかヒストリーレポートで振り返ってくれることでしょう。
この国宝松本城太鼓まつり出演時に、今も和太鼓の衣装デザインを担当してくださっている正法地美子氏と出会いました。
大事な大会に出場するのに、ユニクロではまずかろうと急ピッチで衣装をご用意していただいたのでした。
こちらの衣装、今も着ることがありますね♪
和太鼓を語るうえで欠かすことのできない、大切な“渦まき模様”!

そして手甲も、この時にはじめて加わります!
(この時までは100円ショップの黒リストバンドでした。笑)

初の衣装ということで、テンションが上がりまくったことを覚えています☆

新衣装とともに気合い十分!
ホールの外にあった公園で、休み時間にひたすらリハーサルをします。

そして今も語り継がれるひととき、“本番前のミーティング”。

初の大会に浮足立つメンバーに、葛西代表から、本日のテーマが発表されます。

大会当日、他チームのリハーサルを見ながら思いたったらしいです。
この日のメインテーマは、、、

美しく、轟しく!!

※「轟しい」という形容詞は広辞苑にも記載されておりません。葛西作の造語です。

合わせて、葛西代表より、本大会へ臨む心構えについて話がありました。

「自分たちは大会に勝つために演奏するのではない。
あくまで自分たちはお客様に元気や感動を与えるために演奏する。
そうすれば結果は自ずとついてくる。」

アマチュア時代の和太鼓のモットーは、
「見てくださるお客様に元気と感動をお届けする!」こと。

ここでもう一度、和太鼓のあり方について、メンバー全員で確認しました。

僕自身、「大会に絶対に勝つんだ!!」という想いが先行しすぎていて、
このミーティングで、「よし、楽しもう!そして楽しんでもらおう!」といういつも通りの気持ちに落ち着いたことを覚えています。

さぁ、最後にみなで円陣を組み、いざ、演奏!!!!

美しく、轟しく!!

1チームの演奏時間はわずか7分間。

まずは、和太鼓の初のオリジナル楽曲、「奏」のフレーズからスタートします。
僕らの想いを、篠笛の音色に託します。

そして、後半では和太鼓の勝負曲、「叶」の3個打ち!

はじめての1000人越え大ホールでの演奏に圧倒されながらも、3階席まで届けと、全力で打ち切りました!!

そしてついに結果発表の時を迎えます。

結果は・・・・、

(どきどきどきどき・・・・)

準優勝!!!!

この結果に喜ぶメンバー、涙するメンバー、受け取り方はメンバーそれぞれでした。
指導者もなく自分たちだけで突き進んできたチームであったので、一定の評価をいただいたことに安堵しつつも、優勝できなかったことに、プロの道へはまだまだ実力不足と実感した結果でもありました。

この初の賞状は、和太鼓初事務所に飾られることとなります。

優勝と準優勝のチームが、さらにその先の日本一決定戦に進めるということで・・・、
無事日本一決定戦に駒を進めることができたのでした。

やっぱり嬉しいですね☆
こうしてまだまだ、和太鼓の物語は続いていきます。

アマチュア時代に出演した想い出の大会。
7年後、プロのゲスト演奏という立場で帰ってくることとなります。
それはまだまだまだまだ先のお話。


さて、本日は、和太鼓が初めて出場した大会、「太鼓祭inクレアこうのす 第5回東日本大会」を振り返りました!

今回は、自分たちの実力を確認した瞬間、
そして、大会であろうと何であろうと、自分たちの譲れない信念を確認した瞬間を切り取りました。

次回もお楽しみに☆

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