TA・TA・TAIKO by渡辺隆寛

日時:令和2年2月3日
執筆者:渡辺隆寛
タイトル:TA・TA・TAIKO
みなさん、こんにちは!なべっちです。
入団当初は「演奏に十分出してあげられないかも。」とまで言われた次第ですが、ありがたいことに前回のヒストリーまでに貴重な経験を多く積ませていただきました。
2013年の3月に入団し、苦節半年、8/31に解体新書で華々しくデビュー。
以後、名古屋遠征、東日本大会、「凛」ツアーと半ばホール専属演者(笑)とメンバーに揶揄されるまででした。
というのも、普段の外演奏、実はライブ要素やイレギュラー要素が強く、
「演奏できる曲目の数」
「一定程度の技術力」
「現場対応力」
などを要するため、新人には若干荷が重い。
また、上のメンバーたちの苦労もあり、駆け出しの割に多くの演奏依頼を頂いており、和太鼓彩、実はこの時期から、演奏の数は年々増え続けていました。
日頃、先輩方が稼働することが多かった外演奏。
ある程度経験を積んだ渡辺くん、徐々に外演奏に出させてもらえるようになりました。
今日はそんな1年目として奮闘している僕の活躍を、外演奏に着目して振り返っていきたいと思います。
なお、本記事で使われているお写真の中には、以前Twitterで募集したものが多く含まれております。
長らく和太鼓彩を応援していただきありがとうございます(T ^ T)
今日はそんな皆様へ、少しばかりの恩返しと、感謝の気持ちを込めたヒストリーとなっておりますので、お楽しみに☆
少しは成長している姿をお見せできたら幸いです♫
それでは、怒涛の演奏ラッシュスタート!!!!
●2013年11月17日「亀有大道芸まつり」
こちらお馴染み、亀有パフォーマンスパークの番外編で行われた演奏!
初外演奏だった気がする・・・笑
最近はあまり披露することがなくなった「叶」のお写真。
一番手前がわたくし。
初めてのパートはベースだったんですよね〜。詳しくは「#3八月の終わりは、きっと世界の始まりに似ている」をご覧ください!
太鼓もこの頃から現役で頑張ってくれております。
こちらは「祭宴」!
最初はこんな駅前で演奏していいの!?と思ってましたが、亀有の皆様はとても暖かく迎え入れてくださいました!
今も愛すべき街です。
●2014年2月1日「稲毛海岸マリンピア」
先日、たまたま赴きましたマリンピア!(Twitter参照)
「和太鼓彩LIVE IN千葉」のPRのために多く演奏しておりました。
こちらも「祭宴」の様子。
若い・・・。笑
一本打ちのソロも結構やってたんですよね。
この一本打ちは学生時代に大会で賞を頂いた構えでもあるので、お気に入りでした。
(先輩方の暖かい目…)
●2014年3月23日
こちらは日比谷で行われたとある食フェスのイベント。
今でも覚えてるのですが、この頃、授業に、バイトに、教習所に、太鼓にと毎日全力。
どんなに大変でも辛くても、お客様の前で演奏できる喜びを強く噛み締めておりました。
葛西さんの髪型が上海マフィアみたいだった頃ですね。笑
萩さんはなんか、もずくみたいです。
●2014年5月24日
こちらは大宮にあったショッピングモール。
心なしか顔が凛々しく、体も締まってきました。
演奏の場数を踏んだから・・・というのももちろんあると思いますが、僕がここまで成長できたのも全てはお客様のおかげです。
演者とお客様は写し鏡。
お客様によって和太鼓彩の渡辺隆寛は常に進化し続けてきました。
ありがたい限りですね。
●2014年6月22日「アリオ上尾」
こちらお馴染みのアリオ上尾。
もう6年近く演奏させていただいてるんですね(!)
アリオさんにも、上尾のお客様にも非常に助けていただきました・・・。
20歳の初演奏だった気がします。
直後に控えた「LIVE IN埼玉」のPRでしたね。
お馴染みの「祭宴」。
どうやら僕は、この頃から反りが健在だったようです。笑
幼い頃から器械体操を習っており、身体が柔らかかったり、体幹が良いのが僕の自慢です。
よく運動神経悪そうと言われるんですが、心外です。笑
さて、そんなこんなで様々なところで演奏経験を積むようになりました。
お陰様で多少の無茶振りにも答えられるようになり、実はこの翌週に控えた「LIVE IN埼玉」ではとあるサプライズを受けます・・・。
その模様は次回のヒストリーに持ち越すとしましょう。
野外での演奏はまたライブとは違った醍醐味があります。
ホールの時とは異なる、「空気感、距離感、時間の流れ、気温、湿度、音の響き」など。
その全ては、セットリストを組む段階で決まります。つまり準備です。
どんなに気合を入れても、セットリストがはまっていなければ、お客様とのコミュニケーションもうまくいきません。
これには幾度とないトライアンドエラーがありました。
野外演奏は1公演およそ30分。
その中で「起承転結」をつけるのは容易い事ではなく、去年くらいからそのセットリストには活路を見出し、改革を推し進めてまいりました。
この30分の間、寒い中、暑い中お客様はじっと待っていただいてる訳で、やはり飽きさせない工夫、新規のお客様の足を止める工夫を欠かせません。
最近はお陰様で、大きな舞台に立たせていただくことも増えましたが、やはりここは「原点」。
皆様とのこの距離感は、いつまでも大切にしていきたいと思っております。
僕らは野外演奏でお客様に育てていただきました。いわゆるバンドの路上ライブに近いですかね。
いつもお仕事の合間を縫って、お休みを返上し、場所によっては遠いところもある中で、僕らに会いにきてくださるのは、本当に本当に嬉しいのです。
演者が演者たるのはお客様がいらっしゃるからです。
いつも本当にありがとうございます。
皆様が応援してくださる限り、僕らも進化し続けます。
和太鼓彩は進み続けます。
是非これからも、変わらぬ応援のほど、よろしくお願い致します。
さあさて、長らくつらつらと僕の下積み時代をお伝えしてまいりましたが、次回あたりからぼちぼち出自の話に参りたいと思います。
それでは。
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