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まじめにふまじめ!?和太鼓彩、解散…。 by渡辺隆寛

日時:令和2年10月31日
執筆者:渡辺隆寛
タイトル:まじめにふまじめ!?和太鼓彩、解散…。

気温も暖かくなり、一気に夏!と言った陽気になりましたね。
さて本日は、
遡ること6年前、和太鼓彩が熾烈なバトルを繰り広げた、「第1回解散!?ライブツアー」の様子をお届けしよう。

最初に行っておく。
和太鼓彩は、真面目に不真面目なのである。笑


◆プロローグ「祭宴」
ことの始まりは、一曲目に披露された「祭宴」である。
演奏を進めていくと、やたらめったら激しく打ち込むメンバーと、優雅に慎ましく演舞するメンバーと表現の不一致が起きたことが原因だった。

(※是非とも、「既にタイトルで解散って言ってるじゃないか!」というツッコミはやめていただきたい。言わずもがな、予定調和である。笑)

葛西「なんだい、君達。そんなに激しく頭を振ったりしちゃって。祭宴とはもっと、優雅に美しく披露するものだろう。」
山田「逆に逆に!なんだってそんなに大人ぶって!もっと熱く!激しく!打ち込むものだろう!!」

こうして、和太鼓彩は葛西率いる「シック派」と山田率いる「ロック派」に分かれ、その覇権を争うこととなった…

◆衣装選びは慎重に
そんなロックとシック、まずは見た目から別れることに。

ロック派は、派手なTシャツに派手なパンツ。
背中には虫に喰われたようなドクロのマークが施されている。
ある意味時代の先端を行き過ぎているのであろう。笑

対するシック派は、Yシャツ、スーツ、ハット、眼鏡を身にまとい、歪んだ独特なシック感で勝負を挑んだ。

そして僕はシック派。
いかにも”キザ”を表現したような、青いシャツにグレーのスーツに、赤いメガネ。
一見、どこかのファッションコーディネーターのような奇抜さだが、果たしてこれで太鼓を叩くとは一体…笑

ちなみに忘れてはいけないのが、僕が大事そうに抱えている愛虎。
スプリッツァー君である。
彼の美しく白い毛並みと同じ、爽やかな白ワインのカクテル名に由来する。

このスプリッツァー君同様、シックとは気高く、凛とした姿をも意味するのだ。

(ここまででお分かりであろうか、自分でも書いていてよくわからない。笑
たくさんツッコミながらご覧ください。笑)

最後に一言、かすにいよ、そのマスクはなんだ…笑

◆ロック派「大雷山」vsシック派「奏」
和太鼓彩、ロックの代名詞(?)といえば裏打ちが特徴の「大雷山」
いつもよりも激しく、熱く打ち鳴らす。
やれやれ、僕からしてみれば耳障りにしか過ぎないよʅ(◞‿◟)ʃ

対するシック派は、これぞ“和太鼓彩”と言えるであろう「奏」を披露した。
こちらも、いつにも増して優雅に、麗しく披露した。
ある種女性的に、滑らかに打ち込む姿は、シックそのものであろう。(本当に??笑)

だからかすにい、それはなんだ!!笑

◆ソロまわし対決
各個人、白熱のソロを披露した。
何か言いたいわけではないので、メンバーの心意気を見て欲しい笑

秘蔵コレクションです。

うん…個性強過ぎないか???笑

◆ロック派「俺とお前のロック魂」vsシック派「希望の光」
続いてお送りしたのは、新曲「俺とお前のロック魂」
山田と塩見でお送りした早打ちの一曲。

「お前を信じる、俺を信じろ」と、某アニメ作品を思わす、熱きスピリットの一曲。
なんとこの曲、あのペンギンファイトの元となった曲のようだ。
塩見さん曰く「大変だった」とのこと。笑

対するシック派は齋さんの篠笛曲「希望の光」
要所要所で披露されているこちらは、
雲間からスーッと一筋の光が差し込み、あたり一面を暖かな陽の光で包み込むようなそんな一曲。
ロック派なんかより落ち着いて、ゆったりとして聞き入ってしまう…っておい!!寝るな!!笑

◆個性爆発!?「Nice Sticks」
そして個人的お気に入りの一曲、「Nice Sticks」
太鼓を使わずに、バチだけで奏でる軽やかな曲。
曲中には各個人の、太鼓に捉われない個性が爆発したソロが見どころとなっている。

一体どういうシーンなのであろうか…笑

◆死闘、「The Battle」
そして極め付けは、「The Battle」!
二つのチームが対立している様子を表した、まさにこの企画のためだけの曲!

このシーンからは、ロックチームは上裸。
シックチームはジャケットと衣装もパワーアップ。
(尚、ロックチーム、見た目はダウン、シックチーム、機動力ダウン。笑)

睨み合うシーン、喧嘩するシーン、罵倒するシーン。
和太鼓彩に未だかつてない曲となったこと間違いないであろう!

◆結果はいかに…!?
このライブ、毎回最後にいらっしゃったお客様に投票していただいて勝敗を決める演出を行った。
そしてなんとこのライブツアー、5公演行ったのだが、4勝1敗でロック派の圧勝!?笑

どうしてー!!笑

そして勝者が最後、「叶」を披露する予定だったのだが、、、、ここで引き下がるわけにはいかない。

日本に伝わる、伝統的な謝り方!!!!!!

土下座!!!!!笑笑

◆泣きのもう一回「叶」

こうして、栄誉ある(?)土下座をしたことで、最後の曲に出していただけることとなった。
未だかつて舞台上で土下座をしたアーティストがいただろうか笑
こんな全力さも和太鼓彩らしさ、なのであろう。

念のため行っておこう、僕は2年目という大事な時期である。笑

今思えば、僕も体当たりでいろいろやってきたな、という印象だった。
これからもこうやって全力でお客様に笑顔をお届けできればと思ってやまない。


ちなみにこの「第1回解散!?ライブツアー」、
もちろん、彩TIMESライブにこちらのライブも候補に上がったのだが、諸事情によりお蔵入りとなりました…楽しみにしてくださった方申し訳ございません。

またの機会をお楽しみに☺️

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