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Timeless Drum 同心協力①~いざ、和太鼓の歴史をめぐる時の旅へ~ by齋英俊

日時:令和3年11月15日
執筆者:齋英俊
タイトル:Timeless Drum 同心協力①~いざ、和太鼓の歴史をめぐる時の旅へ~

和太鼓彩の歴史を振り返る。彩ヒストリー。
現在、2010年を執筆中ですが、ここでちょっとお休み。

今回は、先日10月10日、シアター1010にて開催した、
「足立区×シアター1010協創企画 日本文化の再発見『Timeless Drum 同心協力』」を振り返りたいと思います!

2015年、初めて開催した全国ツアー「衝動Ⅱ」。
その衝動Ⅱ、開催地初日がシアター1010でした。

僕らにとって、和太鼓彩にとって、とても大切な想い出の地。
そんなシアター1010にて、久しぶりのご縁をいただき、今回新作品を発表することとなりました!

今回の作品のテーマは、「和太鼓の歴史をたどる」。
ストーリーテラーに治田敦氏を迎え、和太鼓の歴史を演奏とともに振り返ります。

本公演は、足立区・シアター1010指定管理者さま主催の公演で、見られなかった方も多いかと思うので、作品内容とともに振り返りますね!
(動画や写真はNGなので、ヒストリーらしく言葉で綴ります♪)


今回、足立区さまよりご縁をいただき、「日本文化の再発見」というシリーズで、和太鼓の作品を作り上げることになりました。

みなさまに、日本の文化、そして和太鼓の良さを再発見していただくには、どのようにすればいいのだろう。企画・制作のキョードーファクトリーの担当者の方と、半年以上前から議論を交わし、さまざまな案が出ました。

和太鼓の歴史は、一説によると1500年。
その各時代ごとに、和太鼓は必要な存在として、その時代の方々になくてはならないものとして、受け継がれてきました。

和太鼓の、時代ごとの役割を説明していくストーリーにしてはどうだろうか。

時代を越えて受け継がれてきた和太鼓の魅力を、現代のみなさまに届けよう!
その名も、Timeless Drum!!

全体の方向性が決まります。

公演開催、準備期間はコロナ禍真っただ中。

和太鼓はさまざまな時代を、いろんな文化と結びつき、乗り越えてきた。
今大変な時代を迎えている僕らも、手を取り結びつき、乗り越えようよ!
コロナ禍でいろんなご縁もぶった切られているような世の中だけど、今こそ協力し合おう!!
そんな想いも込めて、“同心協力”という副題もつけさせていただきました。

こうして生まれた、日本文化の再発見『Timeless Drum 同心協力』。

2021年の2月のお話です。
ここから数カ月の間、作品のストーリー作成の段階に入ります!

大変な光栄にも、全体のストーリーを制作する、いわゆる脚本家のお仕事も今回いただきました。

㊗!脚本家、初挑戦!!!

脚本といえば、、、
ここで登場するのが、彼です!

塩見くん。


(iPhoneで塩見検索したらなんか出てきた写真笑 作品名“シオコプター”)

一般の人とは異なる感性を持つ塩見くん。
学生時代から光る彼の独特のセンスは、とてもすごいものがあります。
僕にはとても出ないようなアイディアを、いつも塩見くんは出してくるんだよな~
(めずらしく誉めたぞ、塩見!今度なんかおごれよ!笑)

塩見くんが、突拍子もない!?笑
アイディアを繰り出し、風呂敷を空想の世界へ拡げに拡げ、
僕が、和太鼓の歴史や、今回の区の公演イメージに合うよう、拡げた風呂敷を調整し、現実世界へと包み込む。

2人での打合せはこんな感じです。笑

数年前、“しおさいの逆襲”という作品(!?)を発表して以来、タッグを組みます。

なんて言うと、当時を知る方はそのイメージを想像してしまいそうですが、、、(笑)
今回は大まじめ!?
でも当時のような楽しさは忘れず!?

脚本づくりを始めます。

本作品では、ストーリーテラーを交え、和太鼓の歴史を説明します。

一歩間違えてしまうと、お堅い授業のような。とてもまじめすぎる内容になってしまい、見ている方々が飽きてしまうのではないか。

ただでさえ近づきにくいイメージのある、伝統や歴史。
どんな方でも見やすい!楽しい!
でも見終わったら和太鼓の歴史が自然と頭に入っている!
日本のことが、文化がもっと好きになっている!日本の好きを再発見!!
そんな作品を目指しました。

そして決まったテーマが、「ターイムトラベル」!!!✈

ストーリーテラーの治田さんが、時の案内人。
彼とともに、和太鼓の歴史をめぐる、時間旅行へ出かけよう!

観客のお客様とともにタイムトラベル!
そして、僕ら演者が、各時代の人間となって、和太鼓の使われ方を再現して演奏する!

そんなお話にしよう!
脚本の方向性がまとまります。

今回は、関わる方が、たくさんいらっしゃる作品。
そして、主催の足立区やシアター1010さんをはじめ、数多くの方の期待や責任を背負っての作品です。

とても大役ですが、たくさんの方と創り上げるからこそできる作品もある。表現できる世界がある。
この作品のため、2021年、奮闘することになります。

詳しい作品内容は、、、次回!

塩見くんの誕生日も打ち合わせてたみたいですね。笑

まだ4月のお話。
ここから半年間!

ひとつずつ、一歩ずつ作品を作り上げていくことになります!

続きは次回、お楽しみに♫

(おまけ)
開催日の10月10日は、1010(せんじゅう)、せんじゅの日♪

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