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和太鼓彩入団後初ツアー「SAILAND 六本木公演」その2 by尾関龍河

日時:令和5年1月9日
執筆者:尾関龍河
タイトル:和太鼓彩入団後初ツアー「SAILAND 六本木公演」その2

みなさまこんにちは!尾関龍河です。

4年ほど前の入団1年目に行われた、「SAILAND」六本木公演。
僕にとって初めてのツアー公演でした。

360°ステージを筆頭に、様々なチャレンジが盛り込まれていた本公演。
前回ヒストリーでは、冒頭からチャレンジ満載の様子を公演映像と共に振り返ってまいりました。

今回のヒストリーでは、前回に引き続き2018年に行われた「SAILAND」六本木公演の様子を振り返っていきたいと思います!

冒頭だけでは止まらず、まだまだ様々な挑戦を秘めておりました。

まずは1部のラス曲、「大海祭」です。

「大海祭」といえば、新メンバーお披露目会の時に新メンバー5人だけで演奏し、その当時の僕が演奏できる楽曲の中では一番と言っていいくらい、やり慣れていた楽曲でした。

しかし、それをまるっとそのまま演奏するなんてことはありません・・・

既存の曲をただそのまま演奏するのではなくその時々の公演全体のコンセプトや演出に合わせて編曲されていくのが常であります。

今回は360°ステージで、しかも1部のラストを務めるのが「大海祭」でした。

360°のステージをふんだんに生かし、演者が縦横無尽にステージを駆け回りながら演奏するという、これまでにない新演出への挑戦が、この曲に盛り込まれていました。

その大海祭の映像が、下記のリンクから視聴できます!
続きを読む前に、まずはご覧ください!

演者たちが目まぐるしく移動しながらお送りしているこの楽曲。

その稽古も当然一筋縄ではいきませんでした。

まず、普段演奏している「大海祭」のどのタイミングで演者それぞれの移動をいれていくのか、そして誰と誰が入れ替わるのか、どこへ移動するのか、移動の方法はどうするのか、などを何度もトライ&エラーを繰り返しながら、決めていきます。

そしてどのタイミングでその立ち位置にいるのか、また、移動する時の導線など、さらに細かいところまで詰めて、絶対に事故が起きないよう何度も反復練習をします。

この作り込みが非常に大変だったのです。
一つの公演を作り込むというのがどういうことなのか、身を以て経験することができた楽曲でした。

そして1部を終え、2部では、当時のプロメンバーを中心に少人数での楽曲やソロ楽曲をお送りする構成でした。

その最後、この公演の大トリを務めるのが、和太鼓彩の代表曲である「奏」でした。

入団する前から知っていて、ずっとこの演目に参加することを夢見ていた、憧れの楽曲、「奏」。

ついに自分が「奏」を演奏する時が来たのです・

「衝動」をテーマに、各メンバーの思いや衝動を一打に込め、まさに全身全霊で演奏されてきたこの楽曲。

先輩方が想いを込め、幾度となく演奏されてきているからこそ、この楽曲に参加する壁が、僕にはとても高く感じられました。

この曲を初めて演奏するということが、1番の挑戦でした。

なんだかこの先は長くなってしまいそうなので、この楽曲を演奏するにあたってのエピソードは、次回のヒストリーで綴っていきたいと思います。

それでは、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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