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和太鼓彩結成12年目!「Q」振り返り by渡辺隆寛

日時:令和4年1月18日
執筆者:渡辺隆寛
タイトル:和太鼓彩結成12年目!「Q」振り返り

“団体結成12年目となった2017年。
「ひとまわり」の年を迎えるにあたり、
12年間紡いできた○(えん・縁)を大切にしつつ、
次の「ひとまわり」へ向けた新たなステージをー
そんな想いを「Q」という文字に託し、新たなツアーを実施致しました。

本編は、和太鼓彩の公演としては珍しい「三幕構成」で実施。
第一幕では「これまでの彩」を、
第二幕では「いまの彩」を、
第三幕では「これからの彩」を、
というコンセプトで、12年間の歴史を2時間に凝縮してお送り致しました。“

(和太鼓彩公式H Pより)

というわけで、前回「和太鼓×黒子」で特集した「Q」ツアー。
女王シリーズに日が当たりがちですが、そのほかの演目もずいぶんこだわってきたのです。
そんな懐かしの公演を一緒に振り返っていきましょう〜✊
(当時の裏話とか出せたらいいなあ。)

<第一幕>
漢祭り
Don Ready.
まろばし

<第二幕>
Join Us!!
(BEAT)3
灰燼
分・奇・転
いくぜ!青春応援歌

<第三幕>
Tales of The Queen  
ー女王の安息(メヌエット)
ー女王の聖戦(マーチ)  
ー女王の遺志(レクイエム)


【M1、漢祭り】

今回のツアー、トリ曲が既に固まっていたため、
漢祭りのような迫力ユニゾンゴリ打ち系(?)がドドンと初っ端に来たわけですね!

ちなみにこの頃、和太鼓人生で数少ない黒髪時期なんです〜
スチールをちゃんと入れるようになったのはこの頃からなので、
なんとなく黒髪の時期も長く感じますが、
実は社会人、就活の時くらいしか黒髪してないんで
珍しいんですよほんと。笑

そしてピアスは女王シリーズで黒子をやるために、少しおとなしめに。
しかし、ファンタジー要素を入れたかったので、
ヘキサグラムっぽい星のピアスにしてみました!

ナチュラル黒子の龍史が羨ましい。
(画像を4度見くらいしてやっと龍史がいるの気づいた)

【M2、Don Ready.】

そしてこの第一幕、
実は衝動2〜凛〜COLORS〜衝動と逆順で過去を振り返っているのです。

そこで凛を代表する中ボス曲「どんぱぱ」と
衝動2を代表する「Be Ready.」をがっちゃんこする編曲を試みました!

ちなみにこの頃の僕は、
どんぱぱのブレイクで全力変顔することに命をかけていた時期でした・・・笑

どんぱぱの5拍子のシーン。
今僕が5拍子に挑むならこんな曲かなあなんて考えたりもします。
どんぱぱという単純なリズムの曲ですが、こういう奇をてらったシーンがあるとメリハリつきますよねえ。

そしてしれっと、Be Ready.に移行
Be Ready.、2015年から考えると息の長い曲ですなあ。
今はこの頃とは違った演出をしており、先日のシアター1010でも
ついにBe Ready.3を迎えました。
めでたい。

【M3、まろばし〜M4、奏】

この「まろばし」〜「奏」も全員セットというチャレンジな演目に。
なんでまろばし!?って思った方もいたと思うのですが、
Qツアーはオルフェウス特別企画の伏線回収も兼ねているので、「しおさいの逆襲」から
まろばしがピックアップ。

僕好きなんですよー、まろばしのアンサーソング作ろうかなって一瞬考えたくらい。笑

さて、肝心な奏ですが、
一彩くんとツインセット。

お別れする頃には、いつかデュオライブしようなんて話もしました。
打祭で久々に会えてそれはもう嬉しかったし、お互いシャイなんで
「おう笑」
みたいなところから始まりましたよ、ええ。笑

この立ち位置で奏をやることに関して若干気持ちの入れ方が難しかったですが、
三幕構成って、それだけ山の作り方が難しいんですよ。

休憩って要するに集中が切れてしまう要因にもなるので、
ちゃんと一幕から三幕までで階段続きになるように、演出もプレーもがんばりました✨

【M5、Join Us!!】

幕上がった瞬間にこのパリピな空間。笑
第一幕がちょい重めだったので、軽く軽く。

第二幕は、現在の和太鼓彩!なって言っておきながら、
各演目少しずつパワーアップしてるんです。

「Join Us!!」はダンシングパワーアップver.(命名:一彩)

今までのランニングマン、ロボットダンスに加え、
ロジャーラビットにポップコーンステップなどなど。

ダンス未経験の僕らは一彩にしごかれながら、猛特訓いたしました…

そしてツアーを作り込んだのが2017年の頭。
そう、あの「帝一の國」の撮影期間真っ只中!

てなわけで、極寒の体育館の楽屋で、
ひたすらこのダンスを踊って体をあっためていました。笑
良い思い出や。

【M6、(BEAT)³】

さあ続いては、
(BEAT)³低音ver.!

一彩とツインセンターで挑んだこの曲。
当然当時は一彩の方が技術的には上なわけで、
「俺が全て合わせるから、一彩はいつも通りやってくれ。」
なんてことを宣言して、負けずとも劣らず、がんばりました。

あれから2年半の時を経て、
S A I W O R L Dでツインセンターで(BEAT)³やったのエモクないすか???

そして何を隠そう、この(BEAT)³のM Cからなべいさコンビが生まれました。笑

このハッピーな絵面なんなんすかまじで笑

この時は一彩がひたすらボケて、僕がひたすら突っ込むという漫才スタイルでお届け。
このおちゃらけが、新世界のペンギンファイトにもつながっていくのです。

この二人に歴史あり。笑

【M7、灰燼】

大太鼓とゴリ打ちの一曲として「大太鼓まつり」で生まれましたが
今回は齋さんの能管を加えパワーアップ。

この布陣も結構オツなんですよねえ。
そしてこの白い面の大太鼓、なんと今でも使ってるサブロクちゃんと同じもの!

新世界で六つ巴を塗り上げたんですねえ。

そろそろ塗り直したさもありますが、あれはあれで打ち込んできた証なので僕は好きです。

【M8、分・奇・転】

そしてU22からは「分・奇・転」が抜擢!

めまぐるしく展開するこの曲は、道を違えながらも最後には一つに辿り着く。
そんな人生の複雑さを込めております。
まさか、酒井くんとともに暮らすことになろうとは、微塵も、微塵も思ってなかったし、
ちょっと不思議です。笑

いつかWiNGS4年目の5人でやってくれないかなあ。

っていうか、思えばこの曲だけパワーアップないですね。笑
若手だけでやったからそりゃそうか。笑

【M9、いくぜ!青春応援歌】

そして二幕目最後は、「いくぜ!青春応援歌」!
この曲、「青春」と呼ぶか「応援」と呼ぶかで毎回議論が行われるのですが、
これひとえにその人が何を思って叩くかが出てるんじゃないかなあと今では思っております。

桐蔭太鼓でも練習されていたこの曲、あれはまさしく「青春」って感じでしたが、
お客様を思えば「応援」。
どちらにせよ、今までにない世界観の演目だったことには変わりないですね。

コロナ禍はこんな曲もダメなのかなあ。

そうそう、この曲のパワーアップは応援ダンスだったのですが、
全力でダンスやってる代表がめちゃくちゃ可愛いので是非見てください。笑

【M10、 Tales of The Queen】

さて最後のTales of The Queenですが、これは前回取り上げたので
今回は僕の大好きな矢萩さんをピックアップ!

要所要所に出演してくださるアニキ。
語り部として物語を進行してくださっている裏側では、女王のマーチ冒頭のドラを鳴らすシーンも活躍してくださいました。

そしてこの椅子、なんとうちの備品!笑
後にも先にも、うちのライブで椅子が備忘録に上がったのはこれが最初で最後でしょう。笑

実は先日の伊勢山皇大神宮での演奏の楽屋に遊びに来てくださいました。笑
アニキ、コロナ落ち着いたらあいましょーう!!


【En、ZIRAIYA】

さてラストはこれまた迫力ユニゾンゴリ打ち系の「ZIRAIYA」で締め括りです!

この配置、いつもと若干違うのお気づきですか?
いつもは正面に配置する長胴も今回は全て斜めに。

配置一つで世界観をフラットに戻さずにツアーの流れを汲み取ることができるんですよねえ。奥深い。
ライティングも、白灯りではなく色灯り。
物語系の時には、床も剥き出しではなく、パンチを敷いたりと、
細かな世界観の手法があるのです。

写真一枚で読み取れること、めちゃめちゃありますね。

思い返してもとても楽しかっただございます。
ありがとうございました😊

また僕と一緒にいろんなツアーを振り返っていきましょう〜

このデコルテ、めっちゃえちくないですか??????

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