和太鼓に争いの歴史あり!!〜「ペンギンファイト」〜 by渡辺隆寛
日時:令和4年7月2日
執筆者:渡辺隆寛
タイトル:和太鼓に争いの歴史あり!!〜「ペンギンファイト」〜
今回から2017年に行われた「新世界」ツアーについて振り返っていきたいと思います!
そして僕が「新世界」で語りたいことといえばもちろん!!
「ペンギンファイト」しかないでしょう!!笑
この曲、随所にこだわりが散りばめられているので、徹底解説したいと思います
◆和太鼓×「コント」
この曲は、私なべっちがソロを披露しようとした際に、
当時のメンバー一彩がそのソロを邪魔しに入る。
そして二人のソロバトルが始まるという演目。
この曲実は、2015年の「衝動Ⅱ」で作られた曲でありまして、
当時は葛西・山田という最年長二人が、
「コミカルなことをしながらも、確固たる技術力で勝負!」
というコンセプトで行われました。
時を経て、中堅のトップであった渡辺・一彩がその曲を引き継ぐというなんともエモ演出。
しかし、この二人がコントをやろうものならば、
尺は伸びるわ、小ネタは多いわ(笑)
もはや僕らの自由枠となっておりました。笑
折角なので、今回はどんな小ネタがあったのかも振り返っていきたいと思います!笑
どれだけ覚えているか、こんな小ネタもあったななど、
いろいろ答え合わせしてみてください!
◆激しくも可愛らしい戦い
まずは僕がソロを披露するために、入場。
お得意の可愛らしさでアピールします。
ソロを披露しようとしたその時、一彩が乱入。
コミカルな動きと表情でアピールします。
この辺から、徐々に対比が生まれてきますね。
一彩の邪魔に対して、徹底抗戦します。
「俺の番だろ〜!」
「あっちいけ〜!!」
舞台上でこんなことをしている和太鼓奏者はまずいないでしょう。笑
そして再びソロに戻るも、
諦めない一彩。
(顔がうざい!!笑)
ここからが、バトル開始…です!!
一彩がついに武力行使に出ます!!
ぽーん。笑
なんと間抜けな吹っ飛ばされ方でしょう(笑)
負けじと、熾烈なバトルが繰り広げられます。
小競り合い、小競り合い。
めちゃくちゃ顔近いですね。笑
そして決めポーズ。
ここも縦と横の対比で仲の悪さを演出しております。
◆とにかく分かりやすく!
この「ペンギンファイト」、
あくまで曲なので、基本的には無発声で進行していきます。
(後述しますが、後半の演奏は小ネタ満載です。笑)
重い腕を持ち上げ太鼓を打つ仕草や。
私のお家芸、そりっち!笑
バチを真っ二つに割るなどなど。
とにかく、「見て楽しい」に特化させていきました。
そしてなかなか決着がつかないので、ついに僕が本気を出します。
バチを刀に見立て、不穏な空気を切り裂きます……!
(さながら剣心をイメージして)
「いざ、え――い!!」
相手のバチに当て、軽快な音を鳴らしていきます!
そして一彩も徹底抗戦。
分かりますか皆さん、見て楽しいの極地は「顔芸」です。笑
思わずキスしそうなくらいの顔の近さで(笑)睨み合います。
そして戦いはラストスパートに。
二人の攻防戦がスピードを増して、
目にも止まらぬ速さで、繰り広げていきます。
この辺も実は結構難しくてスリル満点なんですよねえ。
最後まで相入れることはありませんでした。
最後の最後まで、睨みつけ合いながら去っていきましたとさ。
とまあこんな感じで、
激しくも、可愛らしい戦いを動物のペンギンに見立て、お送りいたしました。
◆公演の中で変化を遂げ…
公演を重ねるにつれ、飽き性の僕らは様々な変化を加えていきました。
指を指すときに一彩がとぼけるようになったり、
栃木公演では、幕が歌舞伎風だったので、歌舞伎風の演出をしたり、
愛知公演では金のシャチホコをイメージしたり、
千葉公園では、アクアラインを泳ぐ仕草があったり、
千秋楽では和解のシーンを加えたりしました。
そんなあれこれを動画にしてみましたので、よかったら懐かしんでみたください笑笑
それでは、ご拝読ありがとうございました☺️
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