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「びばっ!ええじゃないかっ!」作曲秘話 by酒井智彬

日時:令和4年7月20日
執筆者:酒井智彬
タイトル:「びばっ!ええじゃないかっ!」作曲秘話

こんにちは!酒井智彬です!

今回は2021年12月24日に行われた#彩カメラ 和太⿎彩&WiNGS シャッフルライブ クリスマスイブスペシャルで初披露した「びばっ!ええじゃないかっ!」という楽曲について、作曲の裏側を綴りたいと思います!

シャッフルライブについては、こちらのURLからご覧ください!

URL:https://wadaiko-sai.com/archives/history/220606

この「びばっ!ええじゃないかっ!」という楽曲、自分的にめちゃくちゃ気に入ってまして、作曲の裏話や楽曲へのこだわりをお話しさせてください!

  • 幻の若手トリオライブ!?

2022年12月24日にこの楽曲を初めて披露させていただきましたが、作曲のタイミングは半年以上前のことでした。

実は、とあるライブに向けて、作っていた楽曲でした。

そのライブとは・・・

タイトルにもありますように、若手和太鼓彩メンバー3人(渡辺・酒井・鈴木)のトリオライブ!!


渡辺


酒井


鈴木

残念ながら、コロナウイルスの影響もあり、皆様への発表の前に中止となってしまったのですが、、、

いつかこのメンバーでトリオライブをやってみたいですね!笑

そんな幻のライブは、それぞれのメンバーが個性や表現したいものを新曲という形に落とし込み、一つの公演を作り上げる予定でした。

その公演の中の一曲として「びばっ!ええじゃないかっ!」が生まれたのです!

しかし、楽曲を作ったものの公演が中止となり、日の目を浴びる時を今か今かと待っていたところ、、、

やってきました、シャッフルライブ!!

酒井の希望により、シャッフルライブにて、「The Leaders」の面々と一緒に演奏し、初披露となるのでした!

 

  • 楽しい時間を一緒に過ごせたら、ええじゃないか!

この曲を作曲した当時は、新型コロナウイルスが社会に蔓延し、公演活動も中止を余儀なくされるような状態でした。

社会的に、暗いムードが漂う毎日。

そんな中、僕にできることは何か。

和太鼓奏者ですから、

暗い日常を吹き飛ばすような音楽を演奏することだと思うんです。

和太鼓を用いて、暗い日常と対比的な楽しい非日常的な空間を作り出す。

ライブにお越しくださるお客様は、きっと大変な中、来てくださると思うんです。

そうして、ようやくリアルな場でお会いできる。

演者としても、これ以上嬉しいことはありません。

ようやく対面でお会いできたお客様と一緒に最高に楽しい時間を過ごしたい!

お会いできた喜びを一緒に笑い合って、歌って、踊って、感じたい

対面で笑えたら、大変だったことも、辛いことも吹き飛ばせると思うんです。

一緒に笑って・歌って・踊って素敵な時間を過ごせたら、ええじゃないか!

そんな想いから、「びばっ!ええじゃないかっ!」の作曲を行いました。

  • 合奏とおもしろソロ

 

この曲の特徴は、皆で仲良く歌いながら演奏する「合奏パート」とそれぞれの「ソロパート」です。

曲の中で、それぞれのパートが次のように進行します。

合奏→ソロ→合奏→ソロ→合奏・・・・・・・・・→合奏

合奏パートでは、

それぞれの違う楽器が、それぞれ異なるリズムを打って、アンサンブルを刻んでいきます。

対面で音楽を奏でることのできる楽しさを目一杯、表現してもらいました。

そして、皆で「ええじゃないか〜♩」と歌います。

お客様も演者も、日常では色々大変なことがあるかもしれませんが、この瞬間だけは、そんなことも忘れて、笑顔で楽しもうじゃないか。

そんな想いをこの言葉に込めて、演奏します。

そうして、やってくるのが各個人のソロパート!

ソロパートでは、この曲のコンセプトに合うように、お題を設けました。

それは・・・

誰から見ても、

「面白いこと」もしくは、「すごいこと」を土台にソロを構成するということです。

つまり、お客様から見ても面白い、一緒に演奏している演者からも見ても面白いソロをやるということ。

僕ら自身も、皆がどんなソロを考えてくるか、非常に楽しみでした。

というわけで、各メンバーが考えてきてくれたソロを振り返っていきたいと思います。

まずは一番手の竹中くん!

長胴太鼓を担当してくれました。

長胴太鼓の伏せ打ちでソロを披露すると思いきや、、、

ご自慢の大きなお腹を絞れと、先輩からツッコミをもらい、、、

屋台打ち(腹筋打ち)に移動!!

ソロ中で腹筋を繰り返します!

大きな体を生かした迫力満点のソロでした。

そして2番手は松本くん!

彼は、チャンチキという金属楽器を担当してくれました。

チャンチキは普段1本の撞木(しゅもく)というバチで演奏しますが、2本目の撞木も持ち出し、高速連打を繰り広げます。

さらに、チャンチキが2つ追加され、奥義チャンチキ3つ打ち!!

3番手は、葛西さん!

締めの2個セット打ちを担当していただきました。

2個セット打ちソロを披露すると思いきや、、、

後輩たちが太鼓の幅を広げていき、、、、

広げすぎて怒られる松本くん↓

とっても幅広い2個セット打ちを披露してくださいました!

4番手は、僕、酒井智彬の登場!

僕は篠笛を担当しました。

ソロでは、佐々木くんに協力いただき、、、

腕をクロスし、合同篠笛演奏を披露!!

他者が自分の笛を押さえている分、笛が安定せず、なかなか難しいんですね!

そして最後は、佐々木くん!

彼には、団扇太鼓を担当してもらいました。

ソロでは、団扇太鼓の演奏に加え、パントマイム的な要素を入れておりました。

団扇太鼓を打とうとバチを振ると、太鼓が逃げる、、

太鼓が逃げる、、、

最後に駄目元で振りかぶると、ちゃんと打ててしまって、逆にびっくりするという劇を入れてくれたのでした。

そして、最後は皆で、「ええじゃないか」という掛け声を大合唱!

コロナウイルスが落ち着いた暁には、お客様も一緒に声を出していただき、全員参加の楽しい空間を作ってみたいと勝手に妄想しています笑

その時は、彩メンバー・WiNGSメンバー全員で、大合奏してみたいものです。

さて、今回は2022年12月24日#彩カメラ 和太⿎彩&WiNGS シャッフルライブ クリスマスイブスペシャルで初披露した「びばっ!ええじゃないかっ!」という楽曲について、お話しさせていただきました。

ライブの中ではお伝えきれない作曲の裏側を楽しんいただけていたら、嬉しいです!

最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました!

それでは!

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