ジュニアチーム-和太鼓が繋ぐ未来 by塩見岳大
日時:令和4年8月30日
執筆者:塩見岳大
タイトル:ジュニアチーム-和太鼓が繋ぐ未来
私、塩見は桐蔭学園和太鼓部で初めて和太鼓と出会い、
そこで部活漬けの二年間を経て、
どんどんと和太鼓へとハマっていったわけでございます。
ただ、この時の桐蔭学園和太鼓部にはまだコーチという存在はいなかったので、
先輩からご指導をいただき、徐々に和太鼓というものを学んでいきました。
メンバーの佐藤雅裕と、元メンバーの萩原泉、この二人は学年的にひとつ上の先輩だったので、本当にガッツリ指導していただきました。
当たり前ですが、
僕も、他のメンバーも、
誰かから教わったり、演奏を見て学んだり、
演奏を見ていただいたり、色々な人の支えがあって、
今の和太鼓スタイルがあるわけでございます。
そして、2016年、
和太鼓を通してたくさんの人から育ててもらった僕達は、
和太鼓を通して子供達にたくさんの事を学んでもらうプロジェクト…
「和太鼓彩ジュニアチーム」を始動させました!
元代表の葛西は教員免許を持っており、
教育というものにめちゃくちゃ興味のある人なので、
僕自身、葛西からこの話を聞いた時に驚きはありませんでした。
子供達が一年間練習を重ねて、
最後には単独公演を行うこのプロジェクト。
中心で動いていたのは葛西ですが、
塩見もお手伝いさせていただき、
大変貴重な体験をさせていただきました!
ジュニアチームは募集した子供達を、
年齢によって二つのチームに分けていて、
年上のチームが「和太鼓彩ジュニアチームチームナイン」、
年下のチームが 「和太鼓彩ジュニアチームコスモス」といいます。
このチーム名はそれぞれのチームでみんなに話し合ってもらい、決定したものです。
ジュニアチームでは演奏する楽曲の傾向や、
オリジナルTシャツの柄や色も、
それぞれのチームで決めてもらい、
和太鼓チームを作っていく経験もしてもらいます。
和太鼓って、もちろん演奏も楽しいのだけど、
チームについてみんなで考えたり、話しあったりする時間も楽しいと僕は思うので、
そんなところも感じてもらえたらと思いました。
未経験者の子は初めてバチを握るところから始まりました。
和太鼓の魅力の一つとして、
「始めたらすぐに楽しい」
というものがあると思います。
楽器によってはすぐに音が出なかったり、
楽しいと感じるのに時間がかかるものもあると思いますが、
和太鼓はバチで鼓面に触れば音が鳴ります。
めちゃくちゃ簡単に音が出せます。
初心者大歓迎の楽器なのです。
そしてチームの友達と楽しそうに和太鼓を叩いている子供の姿を見ると、
和太鼓という楽器そのもの高いポテンシャルを持っている事も、
改めて感じさせられました。
和太鼓ってすごいんです!笑
経験者の子には打ち方や、リズムについてもっと上級の指導も行いました。
そして和太鼓の楽曲を覚え、
ひたすら練習を繰り返し、
イベントの演奏にも出演。
和太鼓彩が何度も出演させていただいた、
亀有パフォーマンスパークにも出演しました。
そこで、自らの単独公演の宣伝まで、
しっかり自分自身でやってもらい、
2017年3月27日、かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールにて、
和太鼓彩ジュニアチームLIVEを行いました!
一年間練習を重ねた子供達が、
勇しく舞台に立ち、
心を燃やして演奏をしている姿には胸を打たれました。
子供達の背中がとても大きく見えました…
と思ったら、本当に大きい子が一人いるじゃありませんか…
2021年…和太鼓彩WiNGSにデビューした竹中 颯汰じゃあありませんか!
そうなんです、
颯汰は小学生くらいの頃から和太鼓彩の演奏を見てくれていて、
ジュニアチームも経験し、
そして和太鼓彩WiNGSに入ってくれたのです!
僕達の活動が日本の未来を担う子供達の心に届いていると実感すると、
なんとも嬉しい気持ちになりますね。
2022年現在、和太鼓彩ジュニアチームの活動は行っていませんが、
全国に飛び回って学校公演ツアーを行っております!
颯汰も今は子供達に演奏を届ける立場で頑張っておりますので、
学校に和太鼓彩を呼びたい!と思いましたら是非ご連絡くださいませ!笑
バイバイ!
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