初めての彩ホーム!初めての社会人組との出会い!〜和太鼓彩ファンイベントvol1夏まつり〜 by尾関龍河
日時:令和4年10月9日
執筆者:尾関龍河
タイトル:初めての彩ホーム!初めての社会人組との出会い!〜和太鼓彩ファンイベントvol1夏まつり〜
こんにちは!尾関龍河です。
デビュー当初からの活動を振り返っている僕のヒストリーですが、今回はデビュー後初の、ライブについて振り返っていきたいと思います。
6月にデビューしてから、イベントでの演奏や、ショッピングモールでの演奏といった外演奏に少しずつ出演するようになり、経験を積み重ねていった1年目の夏。
前回までのヒストリーでは、外演奏を重ねていく中での成長や葛藤について綴っておりました。
毎週のようにどこかで演奏をお届けしていた最中の、夏の8月ごろ、デビュー後初のライブがあったのでした・・・
その名も「和太鼓彩ファンイベント 彩ホーム vol.1夏まつり」!!!!
今でこそ、24回と回を重ねている彩ホームですが、実は第1回目の彩ホームは僕が入団した当初に行われていたのですね〜
この「彩ホームvol.1 夏まつり」はファンイベントとして、お客さんといつもより近い距離感で楽しんでいただこうと企画されたライブで、うちわをお客さんにお配りして振ってもらったり、夏にちなんだ楽曲をたくさんお送りし、中には一緒に盆踊りをしたりと、そんなアットホームなライブでした。
ちなみにその時の”盆踊り”をみんなで一緒にする楽曲というのは、塩見さん作曲の「彩之助音頭」という楽曲です、懐かしい〜(笑)
下記動画が振り付け動画になっています、またみんなで踊りたいな〜!
と余談は置いておいて・・・
このライブは僕にとって「新たな出会い」があったライブなのです。
その「出会い」というのが、当時の社会人組との出会いです。
当時の和太鼓彩には、プロとして和太鼓一筋で生計を立てるメンバー、そして僕のような学生メンバーの他に、普段は一般企業に勤めていて、社会人の傍ら、和太鼓彩で演奏活動を行うという、いわゆる社会人組と呼ばれるメンバーがおりました。
なんとこのライブが、社会人組と呼ばれるメンバーと初めて一緒に演奏をした機会だったのです
デビューしてからというもの、練習や演奏は基本的にプロメンバー+学生組という編成で行くことが多く、社会人組の方々とは顔を合わせたこともなく、今回のライブがなんと初対面!
和太鼓彩結成当初から団体を支え、大きくしてきた先輩方と共に、演奏ができることにとてもテンションが上がっておりました。
入団する前から、彩の演奏動画やライブのプロモーションビデオなどで、一方的に社会人組メンバーのことを知っていたので、それもそのはずです。
そんな社会人組の先輩方と共に、ライブに向けた稽古がいよいよ始まり、社会人組の先輩方と一緒に太鼓を叩き、お話しする経験は、僕に取ってとても刺激的なものでした。
1つは、太鼓の表現について。
当時の僕は若さゆえの、常に全身全霊で激しくいパフォーマンスをすることを得意としておりました。
そんな僕とは真逆の、落ち着きがあり、余裕がある、だけれども、その奥には熱い魂がのった緩急のあるパフォーマンス。
きっとそれは、太鼓の技術だけではなく、多くの経験が生んだ人間としての味のようなものなんだろうなぁと、側で見ていて思ったのを覚えております。
そういった表現をいつか自分も身につけたいと、自分の中で新たな世界が広がった良い経験でした。
また、太鼓以外のことも、たくさん学びました。
当たり前ですが、社会人組の方々は、僕よりも何年も人生経験が長い人生の先輩であります。
かつては僕と同じように、大学生をしながら、和太鼓彩で太鼓にのめり込んでいた過去があったでしょう。
そして、将来、和太鼓彩で太鼓を叩いて生きていくのか、それとも別の道に進むか。
学生メンバーなら、誰しもが悩む葛藤を、同じように経験し、そして乗り越えていった先輩達から、将来のことや世の中のこと、様々な考え方を学びました。
学生だった僕にとって、実際に社会に出て働いている大人達と話ができる機会というのは、普段生活を送っている中では出会えない、とても貴重な機会であり、彩ホームで初めて社会人組の方々に会いとても刺激を受けていました。
そうして迎えたライブ当日。
舞台に立てば、先輩後輩関係なく演者として全力でお客様によい演奏を届け、ライブは大成功に終わりました。
プロ、社会人、学生と、様々なステータスの人間が太鼓というツールを介してつながっている、和太鼓彩というチームはとても面白い経験ができるチームだなと改めて感じた公演でした!
こうして、振り返ると1つ1つの公演に、成長のきっかけや新たな出会いがあって面白いですね。
この時は、将来自分がプロの道を選ぶなんて全く考えておらず、ただただ太鼓を楽しんでいた尾関だったのでした。
それでは、今回のヒストリーはここまで。
最後まで、お付き合いくださりありがとうございました!!
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