和太鼓彩入団後初ツアー「SAILAND 六本木公演」 by尾関龍河

日時:令和4年11月26日
執筆者:尾関龍河
タイトル:和太鼓彩入団後初ツアー「SAILAND 六本木公演」
こんにちは!尾関龍河です。
前回のヒストリーでは、1年目の夏に行われたライブ、「彩ホームvol.1 夏祭り」について振り返っていきました。
入団1年目の夏は、ショッピングモールやイベントでの演奏などの外演奏や、ライブなど様々な演奏に出演するようになり、その中で日々、経験を積み、成長していきました。
そんな夏も終盤に差し掛かる9月。
いよいよ僕にとって初の大型ツアー公演が待ち受けていたのでした。
その名も「SAILAND」!!!!
「楽しいが響き渡る!」というのをテーマに和太鼓彩の世界をお届けする本公演。
その初回公演がなんと東京の六本木で行われるのでした。
新作ツアーの初回公演。
ここでの成功が、その先の公演の集客につながると言っても過言ではないほどに、特別な公演でした。
新人の僕らも当然出演することになります。
このことは入団当初から知っていたのですが、ツアーがあると言われても、はじめはぼんやりとしかイメージできず、実感が湧きませんでした。
そして8月。様々な演奏に出演する傍ら、いよいよ「SAILAND」に向けた稽古が始まるのです。
稽古の中で、だんだんと「SAILAND」の輪郭がはっきりとしていきます。
なんと、本公演の初回公演は、「360度ステージ」というこれまでにない新しい舞台に挑戦するという試みが行われる公演でした。
四方に客席があり、演者の僕らは背中合わせで四方に向けて演奏するといった、今まで経験したことないようなライブだったのです。
その稽古は当然これまでとは、全く違うものになるのです。
360度のステージに合わせて既存の曲を編曲したり、立ち位置もいつも以上に複雑で、全方位の客席に向けて目まぐるしく変化する立ち位置を覚えていく、などと公演の作り込みもいつも以上に複雑で、時間がかかるものとなっていました。
それに加えて、僕ら新メンバーはこの公演で新たに披露することとなる新しい曲がたくさんありました。
それらを覚えながら、360度ステージの立ち位置やそれ用の編曲を覚えていくといった作業。
ホールで朝から晩まで公演の作り込みを行うなど、たくさんの稽古の日々は、間違いなく一年目の中で一番濃く思い出に残っている公演です。
そんな本公演は冒頭からチャレンジ満載の公演でした。
中でも新曲が多かった冒頭の3曲。
まずは「Be ready2nd」
動画:
一曲目からいきなり新曲です。
どのタイミングで舞台上のどこに立つのかという細かな立ち位置に加えて、この曲は振り付けが多く、特に後半パートの振り付けにとても苦戦しました。
エンドレスで振り付けを繰り返し、身体に染み込ませるという地獄の練習が本当にきつかったのを覚えています。
続いて、「まつりだ、まつりだ、おまつりだ〜!!
動画:
こちらも初挑戦の曲。
ステージ上だけでなく、ステージ下へ飛び降りての演奏と、これも立ち位置の変化を覚えるのに苦戦しました。
そして3曲目。「どんぱぱ」
動画:
ステージ上をぐるぐる回りながら目まぐるしく立ち位置が変化し、一番立ち位置を覚えるのに難儀した曲です。回転のたびに立ち位置が変わり、次の行き先がどこになるのか、とても頭を使う曲でした。
冒頭3曲から僕にとってはチャレンジ満載の内容。
そしたこの後も様々なチャレンジが待ち受けています。
それらについては、次のヒストリーで綴っていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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