和太鼓彩WiNGS誕生秘話パート0 〜激動の2年を終えた末に〜 by尾関龍河

日時:令和5年4月8日
執筆者:尾関龍河
タイトル:和太鼓彩WiNGS誕生秘話パート0 〜激動の2年を終えた末に〜 by尾関龍河
こんにちは、尾関です。
和太鼓に入団してからの歴史を振り返っているヒストリーも、早くも10本目に突入しました!
そんなヒストリー、実はず〜っと書きたいと思っていた内容があったのです!
しかし、まずは時系列を辿って入団エピソードを書くべきだろうと思い、ずっと温めておりました。
ヒストリーも今回で10本目となるということで、ずっと書きたった内容を、書き綴っていきたいと思います!!
その内容とは、ズバリ、和太鼓彩WiNGS結成エピソード!!!についてです。
今から2年ほど前、2020年にその当時の和太鼓彩の中の学生メンバーを中心に和太鼓彩WiNGSという組織が新たに誕生しました。
そして、その初代代表を僕、尾関が務めていたのです。
そんな僕だからこそ書ける、WiNGS結成当時のお話や、その後のWiNGSの活動にまつわるエピソードなどを、書き綴っていきたいなと思います。
まずは、WiNGSが発足するきっかけについて、その当時のお話を振り返っていきたいなと思います。
2018年に和太鼓彩に入団してから2年間、様々な現場で演奏し、海外公演や、国際フォーラムといった大舞台にも立たせていただくなど、身に余るほどの素晴らしい経験をさせていただきました。
この2018・2019年は、海外ツアーやメディア、夢の国際フォーラムやつんく♂さんに楽曲提供していただくなど、和太鼓彩という団体の歴史の中でみても、大転換期といえる激動の2年だったと思います。
そんな激動の2年間の最中を、学生として和太鼓彩に所属し、素晴らしい経験を沢山させて頂きました。
そんな和太鼓彩2年目を終えた、2019年の年末。
毎年恒例の、メンバー全員で行われる大忘年会の前に、1年の振り返り来年に向けたミーティングが行われました。
その中で葛西さんから、来年の体制についての衝撃的な話がありました。
「来年度のプロメンバーオーディションを開催します。」
当時の専業メンバーを含め、プロ希望者は全員セレクションを行い、「技術力」というものでプロメンバーを選定することになったのです。
学生組であった僕は、その場で初めてプロオーディションの話を知り、衝撃を受けました。
そのとき、僕はまだ大学2年生。
まだあと2年も学生の期間があったため、そもそもプロオーディションの対象外。
しかし、プロ組と他のメンバーを技術力によって線引きするということは、今後、演奏への出演や楽曲のメンバーはどうなるのだろうか。
不安が頭をよぎっていました。
これまで演奏面において、曖昧だったプロと学生・社会人組の線引きが明確に生まれた。
それは同時に、技術力のない学生や社会人組はもう演奏に出られないということではないだろうか・・・
そのように感じたからです。
このミーティングの時点では、その後の学生・社会人組の体制については明言されていませんでした。
そしてそんな衝撃のミーティングを終えて、年が開けると、コロナウィルスが大流行し、コロナ禍がやってくるのです。
当然、そこから半年ほどは、活動をすることが難しく、自粛をよぎなくされてしまうのです。
さあ、今回はここまで。
次回、そんな体制が変化していく中で実際にWiNGSが生まれた日の出来事について書いていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!!
この記事へのコメントはありません。