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和太鼓彩ファンイベント”彩ホーム vol.7” 「Edelweiss in your room」〜和太鼓オンラインライブで思い出を〜 by酒井智彬

日時:令和5年7月26日
執筆者:酒井智彬
タイトル:和太鼓彩ファンイベント”彩ホーム vol.7” 「Edelweiss in your room」
〜和太鼓オンラインライブで思い出を〜 by酒井智彬

皆さま、こんにちは!
酒井智彬です!

今回は、2020年7月に行われた和太鼓彩ファンイベント”彩ホーム vol.7” 「Edelweiss in your room」(オンラインライブ)について、振り返っていきたいと思います!

前回のヒストリーでは、「Sunflower in your room」という同タイングで発表しましたオンラインライブの振り返りをお話しました。
https://wadaiko-sai.com/archives/history/230324

今回は、「Edelweiss in your room」というオンラインライブを振り返っていきたいと思います。

2020年、コロナウイルスによって世の中の動きが全てストップしました。

そんな中、画面越しではありますが、ようやく皆様にお会いできる機会・演奏をお届けできることができる公演をオンラインライブにて実施しました。

その公演のタイトルは、「Sunflower in your room」と「Edelweiss in your room」。
2本作品を配信しました!

今回、「Edelweiss in your room」にフォーカスを当て、お話しいたします。

さて、「Edelweiss」というお話の花言葉をご存知でしょうか。
この綺麗な白い色の花には、「大切な思い出」という意味があります。

コロナウイルスが蔓延する前には、たくさんの公演活動や演奏機会があり、お客様にお会いし、僕たち自身、たくさんの思い出をいただいてきました。

このライブでは、実際には会えないながらも、これまでの「大切な思い出」を一緒に振り返っていきたい。コロナ前のように一緒の時間を過ごしていたい。
そんな願いも持って、このオンラインライブを実施するのでありました。

●思い出のセットリスト

「大切な思い出」
今回のライブにかけた想いを形にすべく、演目はこれまでのライブで実施した曲から思い出深いもの・懐かしいものを中心にお届けしました。

そんなセットリストは次のようになりました!

<セットリスト>
ADVENTURE(彩WiNGS)
大海祭(彩WiNGS)
女王の聖戦
Liberation
灰燼
戦風 -soyokaze-
エキ彩ティング
Join Us!!
大雷山

アンコール①:天真☆爛漫
アンコール②:叶

なかなか普段のライブでは同時に並ぶことがなかった演目たちが並んでいます。

僕自身にとっても和太鼓彩と関わるようになって、とっても懐かしい曲です!
いくつか演目を僕目線で振り返っていきたいと思います。

「女王の聖戦」は、2017年「Q」公演にて、発表した曲であります!

当時、新メンバーながら、初めて舞台のセンターを任せてもらった曲です。
当時、公演の核となる楽曲を任せてもらったことで、とっても責任を感じていました。
この曲にふさわしい太鼓の打ち方はどのようなものなのか、どんな表現が最適であるのは、責任感と試行錯誤にもがいていましたねぇ。
そして、この曲は、ツアー「新世界」にて、公演の1曲目を担った演目です。

舞台の開幕を告げる演目を久々にメンバーと演奏できる嬉しさは、半端なものではなかったです。
コロナウイルスによって、半年以上メンバーと一緒に演奏することが難しかった当時、その嬉しさは、計り知れません。

そんな僕たちの嬉しさを噛みしめながら、演奏している様子もお楽しみいただけたのではないのかなぁと思います!

お次は、「Liberation」!

篠笛の2重奏に挑戦しました。
この演目は、アンダーグラウンドな世界観が特徴的な1曲です。
僕自身、なかなか馴染みのない世界観でしたので、表現練習に苦労した覚えがあります。
そして、この曲の難しいところは、篠笛の高い音での、音程の調整です。
齋さんとたくさん練習を重ね、この舞台を迎えることができました!

さて、お次は、「戦風 -soyokaze-」!


僕がこの曲に出会ったのは、高校生の時!
和太鼓彩の「衝動」という作品のD V Dを見て、篠笛と締め太鼓だけのなかなか珍しい組み合わせの演奏に衝撃を受けた覚えがあります。
軽快な締め太鼓の音色とリズムにメロディアスな篠笛がこんなにもマッチするのかと!
僕自身、和太鼓彩に出会った思い出を振り返りながら、演奏いたしました。

●奏(30分ver.)

和太鼓彩との思い出といえば、この曲なしには、語れないのではないでしょうか。

再び、「衝動」という作品のD V Dの高校生の時に見て、衝撃を受けていました。

和太鼓でここまで幅広い表現をできるのかと!

和太鼓の音色・響きと篠笛のロングトーンが魅了的な冒頭。

演者の感情表現が和太鼓の打ち込みに乗せられた中盤。

ド迫力の太鼓と繊細な篠笛が絡み合う終盤。

どこをとっても魅力的な楽曲だと、当時、魅了された思い出があります。

様々な公演で演奏されてきた楽曲であり、皆様の中にも、それぞれの公演で印象深い「奏」の思い出があるのではないでしょうか。

そして、今回の公演では、当時、彩WiNGSのメンバーであった「吉田・宇田・遠西・尾関」が、楽曲の中盤にある長胴ソロに挑戦しました。


吉田優人


宇田翔馬


遠西篤治


尾関龍河

それぞれが和太鼓に向き合い、自分の感情表現を乗せて、ソロを披露します。
太鼓への苦しみだったり、愛情だったり、葛藤だったり、熱量だったり、それぞれ持っている感情やその配分は違いますが、若者である彼らの一心のソロは、どこか心が動かされるものがあります。

コロナウイルスの影響でなかなか演奏することができず、ようやく音楽を奏でられること、大好きな音楽でお客様と一緒に久々にお時間を過ごせること、こんなに気持ちが入る演奏はなかなかありません。

演奏ができなかった期間、各メンバーそれぞれがパワーアップを図り、ひたすら自分の技術と向き合ったこと。
そして、再集合し、また音楽を奏でられていること。

過去の思い出と、苦難を乗り越え、この特別な場で演奏できていることを想いながら、演奏させていただきました。

ダイジェストにはなりますが、僕たちの様々な感情や想いを込めた「奏」をお楽しみください。


「Sunflower in your room」・「Edelweiss in your room」を乗り越えた僕たちは、いよいよ半年ぶりの生演奏をお届けすべく、”彩ホーム vol.9” 「Maple in かめありリリオホール」という公演に向け、走り出すのでした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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