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初の和太鼓彩オリジナル楽曲で挑む単独LIVE(2011年第三回単独公演)by齋英俊

日時:令和4年1月31日
執筆者:齋英俊
タイトル:初の和太鼓彩オリジナル楽曲で挑む単独LIVE(2011年第三回単独公演)

時を戻って2010年へ♪
(じゅ、十二年前だと・・・!??笑)

2010年駒場祭にて、和太鼓彩は、初のオリジナル曲だけの演奏を成功させたのでした!
(【2010年】和太鼓彩オリジナル楽曲で挑む学園祭(2010年駒場祭) by齋英俊:
https://wadaiko-sai.com/archives/history/211107

次なる大きな目標は、和太鼓グループ彩第三回目となる単独公演でした。
この公演は、葛西さんが一度ヒストリーを執筆しております!
(【2011年】第三回単独公演 by葛西啓之:
https://wadaiko-sai.com/archives/history/200110

また、一度僕も、作曲という切り口から振り返っております。
(【2010年】和太鼓彩での初めての作曲 by齋英俊:
https://wadaiko-sai.com/archives/history/191103

そう、この第三回単独公演は、ストーリー性というものに初挑戦した公演だったんですね!
場所は、今はなくなってしまった、吉祥寺 前進座劇場にて開催しました。

自分たちのオリジナル曲だけでを2時間の単独公演を行おう!
そして、第一部ではストーリー性への挑戦しよう!
そしてそして、初めてお客様からチケット代をいただいた公演でもありました。
当時の和太鼓グループ彩にとって、初めての挑戦ばかり。
たくさんのチャレンジが詰まった単独公演でした。

今日は、そんな挑戦、そして今の和太鼓彩へとつながる大切な歴史の1ページ。
第三回単独公演を齋目線から振り返ろうと思います!


第一部は、先ほどのリンク先でも振り返っているので、簡潔に。
(写真がいくつか追加で見つかったので振り返りますね!よくやった、齋姉!)

第一部では、“ストーリー性”のある公演に初挑戦したのでありました。

舞台の幕があがると、、、
お客様は、、、、怪しげな、民族がいる世界へ、、
タイムスリップ~!!

ええ、今の彩に繋がる要素がたくさんあるでしょ??笑

さて、せっかくなので当時のスマホを振り返ると~、、、
あった、あった、秘蔵写真。

限られた予算で、世界観を作り上げるため、下北沢の街並みを走り回ったのを覚えています。
そして、これいんじゃね!??
というものを買い、自宅で試している写真です。笑笑

こわっww
いったい当時齋青年はどんな心境で、一人暮らし宅で撮影しているのでしょうか。笑

最終的にこのお面は、顔につけていると太鼓がたたけないということで、衣装のお腹あたりにつけたか、、、
邪魔だったから最終的に外したっけな、、、笑
(それから数年、しばらくこのお面は自宅にありました。笑笑)

と、手作り感満載で準備した、第三回単独公演。

まずは、、、謎の民族が、、、襲来~!!

M1襲来

先ほど紹介した民族衣装で、民族の世界、そして襲来を表現します。
確か1本打ちをメインにした楽曲だったかと記憶しています!
この公演では、先に楽曲のテーマが決まり、それに合わせて曲の制作を進めていったんですね!

M2威嚇

ななんと、、、演奏しようとしていた和太鼓彩メンバーが、
謎の民族に襲撃されてしまったではありませんか!!!
民族たちによる“威嚇”をテーマに、2曲目を演奏しました。

長胴太鼓を担ぎあげ、彩メンバーへ、謎の民族が迫っていきます・・・
どうなる、彩メンバー!!!

M3 開戦

ついに 彩メンバー VS 民族との間で、戦いが始まります。
互いに向き合い、戦いだーー!!!

M4 決戦

戦いは続き、最終決戦!
三宅打ちと、やぐら打ちで、互いのボス?たちが一騎打ち!

M5 和解

戦いは互角。
互いに出せる力を使い切ります。
そして、静かな笛の音色とともに、民族と彩メンバーは和解をします。
昨日の敵は、今日の友!

M6 祭宴

和解し最後は、仲良く民族、彩ともに、宴だ祭だ~!!
明るく楽しく、民族と彩は仲良くなったのでした。
めでたし、めでたし。

と、、、
ストーリー通りの演目名が並んでいますね!

実は、この公演。
曲名の字づらをとても大切にしていて。

第一部の楽曲名は、全部漢字2文字で統一させたんです。

このとき、祭宴という言葉が生まれました♪
その曲が10年経った今でも演奏されて、そして今ではいろんなチームの方とコラボ演奏して、とても嬉しいですね^^

さて、ここからは、まだヒストリーで触れられていない、
第二部の紹介へいきたいと思います!


第二部は、、、、
ストーリーから離れ、それぞれの楽器に着目した演目を用意しようということになりました。

先ほど触れましたが、本公演は、とても曲名の字づらを大切にした公演。
第二部は、すべて、〇太鼓という曲名にしました!

そんな、第二部を振り返りましょう♪

M7 大太鼓

その名の通り、大太鼓を中心とした演目。
ええ、そうです。
我らが手作り大太鼓台、さかちゃん台が火を噴いた楽曲です!

なんと並ぶこと7台の大太鼓。
おそらく、和太鼓彩のLIVE史上、最大のやぐら打ちが並んだ瞬間かと思います。

シャッフルライブで遠西くんが”打つべし”という大太鼓5人の曲を作ってくれましたが、大太鼓メインの大人数曲は、最近作りたいな~、挑戦したいな~とうずうずしています。笑

M8桶太鼓

続いて、担ぎ桶太鼓を中心とした演目をお送りしました!

当時の最年少メンバー。
齋と執行が最前列で暴れます!

今のWiNGSメンバーのような役割を、齋と執行が担っていた時期があったんですね~
今は昔。歴史です。笑

M9否太鼓

続いて、忘れてはいけないのが、通称“ギャグ枠”。笑
ええ、和太鼓彩のLIVEには、笑いの演目が欠かせません。
この時は、和太鼓を使わないで挑もう。
よし、、、楽曲名は、、、
“否太鼓”だーーー!!!!

否太鼓レボリューションへとつながるネーミングです。笑

見えるかな!?
彩メンバーが持っているのは、ビールのジョッキ!🍺

設定としては(笑)、公演後の打ち上げ!

「いやぁ、今日もいいLIVEだったぜ~」
「さぁさ、打ち上げ打ち上げ!」
「みんなでーー、かんぱーい!!!」

ビールジョッキをぶつけ合わせ、床におき、、、
それがいつからかリズムとなり、、、
奏でられるミュージック♫

そんな楽しい楽曲です!

彩の楽しい居酒屋打ち上げを表現した楽曲でした。

そして、この曲の何が面白いって、本当に居酒屋でアイディアが出て、作ったことです。笑
練習後の川崎の居酒屋で生まれた奇跡の楽曲です笑笑

M10 組太鼓

最後はこの曲。
組太鼓というタイトルにしましたが、僕らにとって大切な初めてのオリジナル楽曲「奏」。

和太鼓彩オリジナル楽曲だけで挑んだ初の単独公演。
プロを目指し、希望ある未来へ奏でる最後の楽曲。

写真からも想いが伝わってきますね!

いつの日か、この楽曲たちとともに、俺たちはプロの道を目指すんだ。
粗削りだけれども、想いの詰まった公演。
彩にとって、大きな大きな一歩となりました。

若者たちの挑戦に、会場は、あたたかい拍手で包まれました。

そしてアンコールは、新・勝負曲!

アンコール 叶

いつか、プロという夢の世界へ。
いろんな場所で、この想いを込めた曲たちを、演奏したい。

そんな夢が “叶” いますように。

溢れるばかりの願いを、和太鼓の音に込めて。
全11曲のオリジナル楽曲をお送りしました。


以上、2011年3月、 第三回単独公演を振り返りました~!!

本当にたくさんの挑戦が詰まりに詰まった第三回単独公演。
新たな挑戦への成功の自信と、反省を胸に、プロ化に向け、2011年和太鼓彩は一気に突き進んでいくこととなります。

ちなみに、客席にはまだ彩に入る前の塩見くんがいました。
話を聞いてみると、とても印象に残っている公演だったそう。

和太鼓×ストーリー性。
このチャレンジは、この先「凛」ツアーなど、彩のさまざまな公演に受け継がれていくこととなります。

今の彩の公演も挑戦がたくさんあります。
先日開催した、「この世を謳歌する音。」も挑戦の連続でした。

彩の歴史は、挑戦の歴史。
これからもいろんな挑戦を続けていきます。
どうぞお楽しみ♩

ということで、今日はここまで!
ご覧いただき、ありがとうございました!

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