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ルーヴル・アブダビ~国境超える和太鼓録 by岡本峻一

日時:令和2年2月25日
執筆者:岡本峻一
タイトル:ルーヴル・アブダビ~国境超える和太鼓録

みなさま、こんにちは!
和太鼓彩 岡本峻一でございます!!

今回はちょっと趣向を変えまして、
懐かしの演奏を振り返っていこうと思います。
色々と振り返りたい演奏はあるものの、
こういう場所に記載していいものといけないものもあり、、、
(シュヒギムとかそういうのです。)

「実はこんな裏側があったんだよ!」というのをテーマに書いていこうと思います。

さーてさてさてー
今回振り返りますのは、、、
「ルーヴル・アブダビ展覧会」です!!

こちら、2018年9月6・7・8日の3日間!
ルーヴル・アブダビで出演してまいりました。

ルーヴル・アブダビは、皆さまご存知、フランスの首都パリにあるルーヴル美術館、そのアブダビ分館です。アブダビというのは、アラブ首長国連邦、通称UAEに属している場所で、松谷が留学し、和太鼓グループKharshaを立ち上げた場所でもあります。

そう今回の演奏は和太鼓彩と和太鼓Kharshaのコラボ出演!
僕にとっては初UAE。そして僕にとってはKharshaとのUAEでのコラボもこれが初!
そんな中で向かったのがこの時の演奏でした。

本番初日の9月6日より数日前にUAEに到着。

照りつける暑い暑い日差し。気温はなんと50℃にも達します!
とはいえ、湿度は高くなく、ノドが激しく乾くものの、
「カラッとしてるし、まあ大丈夫やな!」
そう思っていました。そう、この時はまだ、、、。

早めに入ってやる事といえば、もちろん練習。
こちらの施設、「マナラート・アル・サディアト」という名前で、Kharshaが使っている練習施設の1つ。
こちらは行政の施設で、和太鼓彩に置き換えると天空劇場みたいな立ち位置にあたるようです。結成当初、駐車場や公園で練習していたという松谷達。異国の地でのここまでの道のりを思うと感服せずにはいられません。

初のUAE。
観光なんてまっっったく行かず(嘘)
ご当地グルメもいっっっさい無し(嘘)
お酒なんてもっっってのほか(本当)
Kharsha のメンバーたちと諸事情で後から現地入りした龍史も交え、
三心不乱や祭宴、奏、叶といった楽曲の練習に励みました(本当)。

幸いにも英語が通じるし、多少の日本語が話せるメンバーもいるしと、
コミュニケーションにはそこまで困る事はありませんでした。
しかし、そのスムーズさに、逆にこれまでの松谷の苦労を想像しました。
身体と太鼓を手にUAEに渡り、理解者を得て、
あのKharshaを作り上げた熱意。松谷すごい!

そんな色々なことを感じ取り、そしてやってきた本番当日

奥に見えるドーム状の建物がルーヴル・アブダビ。

中に入るとこんな感じ。
海に面しており、屋根の下でも半室外。
先ほどのドームの下に色々な展示棟があるような形になっております。

そう、海に面しており、、、、、

到着直後の岡本「カラッとしてるし、まあ大丈夫やな!」

気温はそのまま、50℃近く。しかし海際で通気性も決して良くないここでは、
湿度MAX!!室内から外に出ると、眼鏡が一瞬で曇るほど湿度は高く、もはや体感100%あるのではないか、という程でした。

こんな風に演奏の告知ポスターが!
そもそも今回の演奏、ルーヴル・アブダビで「ジャパニーズ コネクションズ」という特別展示が実施され、そのオープニングセレモニーとして和太鼓の演奏を、という事で、Kharshaと彩に声をかけて頂いたものでした。

ちなみに、展示物の見学もさせて頂きました。
普段あまりこういったものに興味がある人間ではないのですが、
多彩な展示品は観ていてとても楽しかったです。
メモが残っていて、特に下の2つが好きでした。
・ライオネル・ウェルデン作 カーディフふ頭(lionel walden cardiff docks)
・アベル・グリマー作 バベルの塔 1595年(Abel Grimmer The Tower of Babel 1595)

閑話休題
1日3回、3日間で合計9回の体験コーナーを含む演奏は大盛況に終わりました。

皆さま、お気づきになりましたでしょうか、、、?
そう、この演奏、太鼓留学をしていたカタちゃんことカターダも出演していたのです!
それと、松谷は途中でUAEから出国し、この直後におこなわれた韓国での演奏に向かうのですが、、、それはまた別のお話し。

世界のルーヴル・アブダビでの演奏・気温50℃・湿度100%(体感)
熱く、暑い演奏でした!!!

そして一行は帰路についたのでした。

日本到着!!
、、、、、!?!?!?
途中で帰った松谷の代わりにカターダを連れて帰ってしまった、、、!
というのは冗談で、ちょうどこの時からカターダの日本留学が始まったのでした。
縁はつながりますね

というわけで今回もここまで!
お時間いただきありがとうございました!

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