2022年12月24日RAINBOW -虹のとびら-
みなさまこんにちは!
和太鼓グループ彩代表の齋英俊です。
さて、この度、彩レポートページがオーブンになりました!
彩のLIVEやイベントなど、メンバーが代わる代わるレポートしていきます!
演奏の様子や、普段なかなか見ることができない裏側など!
たくさんレポートしていきますので、どうぞお楽しみに♪
さて、初回の私は、2022年12月24日に開催いたしました、
「RAINBOW -虹のとびら-」をレポートしていきたいと思います!
それでは、始まり始まり〜〜
この「RAINBOW -虹のとびら-」ですが、初演は2022年6月11日、シアター1010公演でした。
新体制になって最初の大切な作品です。
第一歩目となる公演。
どんな公演にしたらいいのか。
どんな作品をお送りするべきか。
とてもとても悩みました。
時はまだまだコロナ禍。
日々の演奏もままならず、先の見えないコロナも3年目となっていました。
その中での急な体制変更。
これから和太鼓グループ彩はどこへ向かうのか。
どうなっていくのか。
正直、お客様、関係者、メンバー、全ての方が不安になっていた時期だったかと思います。
そんな中の初公演。
彩への愛を胸に。
この先何があっても、彩の楽しいが響きわたる演奏を届けるんだ!
これからも彩の明るく、希望、彩り溢れる演奏をお届けする!明るい未来を指し示すんだ!!
そんな想いを大切に作品作りに取り掛かりました。
代表を引き継いだとき、こんな話をしました。
「変わらないことと変わっていくこと。
どちらも大切に歩んでいきたい。」
僕は、和太鼓グループ彩が、大好きです。
大学のサークル時代から、変わらぬ良さがあります。
そして、メンバーをはじめ、大きく変わったこともあります。
サークルから16年。プロとして9年。
たくさんの方に支えていただき、応援していただき、今の和太鼓グループ彩があります。
これから新たに歩んでいくにあたり、
改めて、今のメンバーたちと、そして、今のお客様たちと、
歩んできた彩の歴史というものを共にしたい。
このような思いから、彩の歩んできた歴史を一つの作品のテーマにすることにしました。
そんな中で大切にしたのは、改めて届けたい彩のモットー、
”楽しいが響きわたる!”でした。
これは私自身の人生のモットーでもあるのですが、
まぁ、人生いろんなこともあるし、
コロナも先が見えないし、
世界情勢もわけわからんことになっているし。
ただ、そんな悪いところ、暗いところばかり見てもしょうがないさ、
こんなコロナ禍でも、世界は変わらず美しいし、
大好きな太鼓が演奏できて、
そして、それを見届けてくださるみなさまがいる。
こんな幸せで、”楽しい!”ことなんかないさ!!
この作品を通じてまず、変わらぬ彩の楽しさをお届けしたい!
演奏はもちろん、視覚的にも、明るく楽しくポップな彩の世界を届けたい。
まさに彩らしい!
虹色の舞台に初挑戦しました。
そして、この虹色の舞台には、もうひとつ思いが込められています。
これから先、今まで以上に、
メンバーひとりひとりに輝いてもらいたい。
メンバーひとりひとりの個性が、色が混ざり合って。
彩にしかできない、楽しい世界を作り上げたい。
自由で広大な空を彩る虹のように。
そんな願いを 公演タイトル「RAINBOW」に込めて。
さてさて、長くなってしまいましたね。
いよいよ、公演本編に行ってみたいと思います!
【1曲目 七心不乱】
ここは、大学サークル時の歩み。
2006年〜2011年頃。
当時出演していた、東京大学学園祭をイメージしたシーンです。
楽曲は、サークル当時も演奏していた”七心不乱”。
当時の演奏が目の前に浮かびます。
いつの日かプロの世界へ飛び出したい。
そんな夢を持ちながら、
ただただがむしゃらに。
大好きな太鼓を一心不乱に打ち続けた学生の日々。
現役学生である和太鼓彩WiNGSのメンバーと、改めてともに演奏します。
【2曲目 奏】
続いて、和太鼓彩の歴史を語る上で欠かせない、初のオリジナル楽曲「奏」。
2012年、和太鼓彩初のツアー「衝動」。
初のツアー化への喜び。
そして、プロの世界からはほど遠い。
ただただ太鼓をやりたい、そんな太鼓への純粋な”衝動”を胸に。
今も昔もこれからも。
”和太鼓への衝動”を音に乗せて奏でます。
【3曲目 LIFE!】 〜塩見岳大〜
続いては、LIFE!
これはいわゆる”ギャグ枠”と呼ばれるもの。
大学サークル時代。
和太鼓彩の公演では、”ギャグ枠”というものが必ずありました。
幅広く公演を楽しんでもらいたい。
そんな想いから、和太鼓に縛られない楽曲枠が当時ありました。
ええ、その復刻です。
和太鼓彩の”ギャグ枠”といえば〜??
そう、塩見くんです!笑
このお笑いも、彩の大切な色のひとつ。
ここの楽曲は塩見くんに一任、彼に作曲・演出してもらいました!
実はRAINBOW -虹のとびら-。
前半の各曲には、メインとなるメンバーと色が決まっていたんですね!
この3~4曲目は、”塩見岳大の色” です。
表現したのは、共同生活時代。
プロの世界へ飛び出すにあたり、もちろん食べていけず、、、、
きったないアパートで共同生活して夢を目指していた、そんな日々を表現しました。
周りからは”大変だね〜”とか、いろんなことを言われるけども、、、
当の本人たちは、ただただ楽しい!
そんな日々を、彩ハウスでルームシェアをしている、なべっち、酒井くん、尾関くんを交え、表現しました。
【4曲目 祭宴】 〜塩見岳大〜
2013年。
ついに和太鼓グループ彩は、夢だったプロの世界へ飛び出します!
プロ化初の作品は、「COLORS」でした。
この作品は、「祭宴」にフォーカスを当てたもの。
祭宴は彩の楽曲の中で一番演奏されている曲かもしれません。
祭に宴!
まさに彩の楽しいが響きわたる世界を!!
懐かしの当時のver.で演奏します♪
そして、塩見くんはこのCOLORSにて、彩のデザイナーとしての一歩を歩みはじめます。
彼にとってもこの”COLORS”は大きな一歩だったとよく話をしています。
そんな大切な歴史の1ページ、
そして彩に新たな色を加えてくれた、そんなシーンを表現しました。
【5曲目 KAINA】 〜なべっち〜
2015年。和太鼓グループ彩は大きな夢を叶えます。
結成10周年全国ツアー「衝動Ⅱ」。
いつの日か、全国を駆け巡り、演奏を届けたい。
ずっと願っていたひとつの夢が叶った瞬間でした。
そんな「衝動Ⅱ」より、KAINA。
ここのシーンは、”なべっちの色” 。
この作品では、彩の歴史を、私自身の声にて振り返っています。
台本は、塩見くんと一緒に作り上げていったものです。
このなべっちのシーンでは、
「ここから花形プレーヤーとして、和太鼓彩を引っ張っていくことになる」
という言葉を選びました。
衝動Ⅱではまだ学生だったなべっち。
今では、立派に、彩のひとつの色を担ってくれています。
これからも、彩の、いや、彩の越えて、和太鼓界の花形プレーヤーになることを願って。
【6曲目 歩み】 〜酒井智彬〜
2019年。
和太鼓彩の世界は大きく拡がります。
10月18日。
念願の東京国際フォーラムにて単独公演を開催したのでした。
選んだ楽曲は、東京国際フォーラム「SAI WORLD」より、「歩み」。
そして、2019年、とても大きな彩が加わります。
なべっち、そして、酒井智彬くんがプロの世界の道を選んでくれたのでした。
このシーンは、”酒井智彬の色” 。
酒井くんはお祭り男としてのイメージもありますが、
繊細な笛の演奏を得意としております。
”篠笛奏者として”新たな彩を加えてくれました。
新たなに加わってくれた仲間と共に、力強く、歩んでいくんだ。
そんな想いを曲へとこめて。
【7曲目 暴れ天狗】 〜和太鼓彩WiNGS〜
7曲目に選んだのは、「暴れ天狗」。
そう、和太鼓グループ彩WiNGSのオリジナル楽曲です。
2020年。
また新たな若き彩りが加わります。
和太鼓グループ彩 WiNGSの誕生です。
RAINBOWの舞台は7色。
WiNGSのメンバーにも、大切な1色。
彼らのイメージカラー”青”を担ってもらいました。
ここの楽曲は、”彩WiNGSの色”。
和太鼓が好き。
その想いを純粋に演奏する彼らの演奏が、僕は大好きです。
この先、どんな未来を選んでも、彼ら自身の色を。
そしてその先のそれぞれの色を、大切にしてもらいたいなと思います。
【8曲目 大太鼓】 〜鈴木海〜
2020年。
大きな困難が和太鼓彩を、いや、世界を襲います。
新型コロナウィルス。
未知のウィルスにより、混乱がもたらされました。
そんな中、鈴木海が、新たにプロの道を選んでくれました。
ここは、”鈴木海の色”。
今までの当たり前が当たり前でなくなる恐怖。
和太鼓グループ彩は、その中、日常を取り戻そうと必死にもがきました。
鈴木海といえば大太鼓。
ここは、5尺の大太鼓を使い、コロナ禍の彩のもがきを表現してもらいました。
どんなことがあっても、決して音を止めない、希望を失わない。
確固たる信念を胸に。
【9曲目 Be Ready 3rd】 〜尾関龍河〜
2022年。
コロナ禍真っ只中ではありましたが、シアター1010にて、ひとつの作品に挑戦することができました。
「Timeless Drum」。
ここより選んだ曲は、「Be Ready 3rd」。
2022年。
尾関龍河がプロの道を選んでくれました。
ここのシーンは、”尾関龍河の色”。
今も昔も。
時代は刻一刻と変化していきます。
僕がプロの道を選んだときと、
10年経って尾関がプロの道を選んだときと、
まるで状況は違います。
若き力が、新たな彩りを。
先日もソロライブで、確かな自分、色と共に、未来をたくましく示してくれました。
ともに新たな時代を創り上げることができる喜びを胸に。
Be Ready!さぁ、準備は整った!
【10曲目 RING】
9曲目まで、和太鼓彩が歩んできた道を、追体験していただきました。
たくさんの方に支えていただきながら。
着実にプロとして歩みを進めてきた和太鼓グループ彩。
そして、2023年。
新たなとびらを開けひらきます。
ここからのシーンは、現在。
新曲です。
まずは、「RING」という楽曲を、私が作らせていただきました。
僕は、この彩の世界が、彩を通じて出会った世界が大好きです。
この楽曲では、みんなでこの彩の輪(RING)の中に入ろうよ!
一緒に、”楽しいが響きわたる時”を、ともにしようよ!
そんな想いが込められております。
イメージは海辺。
みんなで浜辺で輪になって。
メンバーそれぞれの色が、そしてお客様が、応援してくださる皆様が。
全てが混ざり合って円(縁)を描いて、空へと登っていく。
そして、虹を描くんだ。
この楽しく平”和“な時間が。
ずっと続きますように。
【11曲目 RAINBOW】
公演最後を飾る楽曲。
その名も新曲「RAINBOW」。
初案は酒井智彬くんに作ってもらいました。
そして、酒井の色に、メンバーそれぞれの”色”が加わります。
メンバーのアイディアが加わり、
聞いても見ても楽しい!
公演ラストにふさわしい、そして、まさにこれからの和太鼓彩を表現してくれるような、
希望溢れる素晴らしい曲へと育ってくれました。
広大な空を彩る虹のように、これから世界を彩っていきたい。
【おまけ クリスマスプレゼント】
このRAINBOW公演が開催されたのは、12月24日、クリスマスイブでした!
うん、みんな大好き、クリスマス!
いくつになってもドキドキワクワクする、大切な日。
そんな大切な日に、大切な皆様と、「RAINBOW」をともにすることができて、とてもとても嬉しかったです。
ささやかながら感謝の想いをこめて。
クリスマスソングメドレーを、和太鼓彩アレンジ ver. でお贈りしました。
みんな、ありがとう。
以上、、、、
RAINBOW -虹のとびら- 公演を振り返らせてもらいました!
うん、盛りだくさん!笑
長文、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
虹のとびらを開け放ち、
続いての作品、”虹の向かう先へ” へと繋がっていきます。
ええ、またレポートをお楽しみにお待ちください♪
RAINBOW DVDも絶賛発売中!
僕らの想いがこもった本作品。
ご自宅でも見届けていただけましたら嬉しいです!
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それでは!またお会いしましょう!
これからも、彩の楽しいが響きわたる世界を!
ともにしてもらえたら、とてもとても、嬉しく思います。
引き続き、和太鼓グループ彩、WiNGSをどうぞ、よろしくお願い致します!!
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