2023年6月3日和太鼓グループ彩 WiNGS「THE BEGINNING!!」

皆さん!こんにちは!
和太鼓彩の酒井智彬です♩
今回は、2023年6月3日に行われた和太鼓グループ彩 -sai- WiNGS「THE BEGINNING!!」公演についてレポートしてまります。
お越しくださった方、見に来ることができなかった方も公演の様子をイメージできるようレポートしていきます。
こちらの公演は、和太鼓グループ彩 -sai- WiNGS(以下、彩WiNGS)による単独公演でした!
彩WiNGSの単独公演は、今回で5回目!
本公演は、彩WiNGSの代表が佐々木くんから原くんに変わって初めての公演でした。
彩WiNGSは学生主体のチームのため、運営のメンバーが変化していきます。
昨年までだった佐々木くんをはじめ、原くんにとっての先輩たちが
新代表を支えながら、公演を作ってきました。
さて、一体どんな和太鼓の公演も見れるのか、僕もワクワクです♩
今回の公演のセットリストはこちら↓
M1:打心(だしん)
M2:ZIRAIYA
M3:(BEAT)3
M4:水也(みずなり)
M5:ff -fortissimo-
M6:まつりだ、まつりだ、おまつりだ〜!!
M7:Be Ready.
M8:新メンバー企画
M9:祭宴
M10:大海祭(3個打ちver.)
M11:彼方
アンコール1曲目:FLY HIGH!!
アンコール2曲目:暴れ天狗
新メンバー企画とあるように、今年入団した新メンバーもデビューしたんですね!
●M1,2 打心〜ZIRAIYA
1曲目は、和太鼓グループ彩の前代表である葛西さんがこのライブのために演出を担当した1曲とのことで、、
彩WiNGSの運営を担っている「原くん」・「竹中くん」・「川島くん」・「船場くん」の
入団して、3年目、2年目のメンバーによる演奏でした!
ひとつの和太鼓に向き合い渾身の1打を放つ。
シンプルだけれども、1つの太鼓を鳴らすという本質的な演奏。
会場全体がすごい緊張感に包まれていました。
彩WiNGSは若いメンバーが多いので、1曲目は、勢いのある楽曲がくると思っていた僕にとって、
非常に意表を突かれました。
皆さんも息を飲んで見ていた方も多いのでは、ないでしょうか。
「THE BEGINNING!!」の開幕です!
●M3 (BEAT)3
運営メンバーによる楽曲が終わった後は、
「牛道くん」・「宇田くん」・「遠西くん」・「吉田くん」による複数の太鼓を組み合わせ太鼓セットの1曲!
複数の太鼓を打ち鳴らすという先輩の貫禄を見せつけるような演目でした!
●M4 水也(みずなり)
松本くん作曲の1曲。
去年に引き続き、佐々木くんと篠笛2重奏を披露していました。
音程な不安定な篠笛を2重奏を行うことは難しいのですが、練習の成果を発揮していました!
しっとりした篠笛の音色をお楽しみいただけたのではないでしょうか。
●M5 ff -fortissimo-
変拍子の難しいリズムの噛み合いをひたすらff(大きく)打ち込む1曲です。
この曲を演奏したのは、「川内くん」・「佐々木くん」・「竹中くん」・「齋藤くん」・「原くん」の5名による演奏でした!
最後までffで打ち切るということは、体力的に難しいのですが、
ランナーズハイのような辛いけど、楽しい!
そんな和太鼓の音楽的にも運動的にも楽しい、そんな彼らの太鼓を楽しむ様子がめちゃくちゃ伝わってくる演奏でした。
●M6 まつりだ、まつりだ、おまつりだ〜!!
MC東野くんの登場です!
ここまでの楽曲の流れ・会場の雰囲気をガラッと変える素晴らしいMCでした。
表情と表現な豊な表情に引き込まれます!
一気に会場は、和太鼓と篠笛のお祭りの空間に〜♩
●M7,8 Be Ready.〜新メンバー企画
さて、みなさまお待ちかねの、新メンバーの登場です!
今年、彩WiNGSに加入したのは「瀬能温人」(せのうはると)くんです。
入団おめでとうー!!
実は、瀬能くん、和太鼓彩と一緒に舞台に立ったことがあるんですね〜!
2019年に逗子文化プラザさんにて行われた和太鼓グループ彩のコンサートにて、逗子開成高校の和太鼓部とコラボをしました。
この逗子開成高校和太鼓部のメンバーに瀬能くんはいたんですね!
素敵なご縁をいただき、この度、入団する運びとなりました!
歌が得意ということで、、
舞台上で民謡の一節を見事に歌い上げてくれました。
どんなプレイヤーになっていくのか、
これから一緒にあたたく応援していただけると嬉しいです!
●M9,10 祭宴・大海祭
新メンバーの瀬能くんを交えて、合計14人となった彩WiNGS全員での演奏です!
これだけのメンバーが躍動する演奏は、見応えがありますね!
お祭りの演目や、和太鼓の迫力のある演奏、アクロバットな演奏などなど、、
様々な演奏を披露していました!
●M11 彼方
最後の演目の前、代表である原くんのMCがありました。
自分が代表になった際には、和太鼓のイメージを変えたい。
和太鼓の固定概念を覆すような公演をやりたい。
そして、和太鼓は演者の個性が出る楽器で、魅力のある楽器だと。
和太鼓の幅広い表現と演者の個性が掛け合わさった時、和太鼓のイメージは変わるのではないか、
和太鼓の皆様に好きになってもらえるのではないか。
という真っ直ぐな熱い想いを語っていました。
この公演においてもこの演目にまでにたどり着くまでに、
幅広い演目にそれぞれのメンバーが挑戦し、それぞれが輝くシーンがありました。
原くんの想いである、和太鼓の幅広い表現と演者の個性が融合した公演だったのではないでしょうか。
この原くんの熱い想いを受けて、最後の演目「彼方」に皆が入り込んでいきます。
演者それぞれの伝えたい想いが、混ざり合い、和太鼓の音が会場に響き渡ります。
若者が様々な想い持って、ひたむきに和太鼓に向き合う様は、
「和太鼓」の固定概念を覆すような公演になったのではないでしょうか。
ぜひ、皆さんの感想もお教えいただけると嬉しいです!
彼らの今後の演奏にぜひ、ご期待ください。
以上、彩レポートでした!
photo by Kenichi Imahuku
和太鼓グループ彩 -sai-
酒井智彬
この記事へのコメントはありません。