2023年9月9日和太鼓彩ファンイベント “彩ホーム Vol.30” 齋英俊生誕祭
みなさまこんにちは!
本日は、2023年9月9日に開催いたしました、
「和太鼓彩ファンイベント “彩ホーム Vol.30” 齋英俊生誕祭」を振り返りたいと思います♪
4回目の開催となりました、ソロライブ。
今回は、「SAI(齋) ALBUM」と題し、開催させていただきました。
まずは、”自分の大好きな楽曲たちを集めて、みなさまと楽しい時を過ごしたい”
そんな思いが込められています。
そして、今年和太鼓彩は、プロ化10周年を迎えることができました。
本当にいつも応援いただき、ありがとうございます。
今までの10年間を確かに感じながら。
齋の活動や歩みが随所に散りばめられているような、
まるで”ひとつのアルバムを見ているような”
そんな想いも込められております。
プロの10年間。
さまざまなことがありました。
そんなところを振り返っていると、このレポートも大変なことになってしまうので笑、
ひとつだけお付き合いください。
2019年に開催した、1回目のソロライブ。
和太鼓グループ彩初開催のソロライブを、一番手、務めさせていただきました。
▶︎当時の記事(よろしければ先にご覧ください)
2019年当時。
「作曲」をテーマに開催させていただきました。
この時から4年。
確かに、進めてきた”歩み”と、”誇り”を胸に。
~セットリスト~
【M1】Shall we beat?
【M2】音。遊び2023夏
【M3】如月
【M4】若葉に
【M5】希望の光
【M6】ALL in ONE
【M7】妖怪たちのハロウィンパーティー
【M8】怒
【M9】彩の矜持(10周年新曲)
【アンコール】祭宴
【M1】Shall we beat?
ソロライブの開幕を告げる1曲目!
やはり、ここは彩らしく、齋らしく!
楽しいが響きわたる!
桶胴太鼓を用いた明るい楽曲でお送りしました。
曲名は、「Shall we beat?」。
今までもこれからも!みなさまと一緒に楽しみたい!
そんな思いを込めて、お客様にも手拍子で参加していただく楽曲にしました♪
【M2】音。遊び2023夏
2曲目は、音。遊び!
4つの太鼓を使って、さまざまに音を繰り出す、音。遊び♪
この”音。遊び”シリーズはいろいろやっております。
今までのシリーズとはリズムは全く異なりますが笑
僕の中では音。遊び!
やっぱり太鼓って楽しい!
同じ太鼓で同じテーマでやっても、毎年、年を重ねるごとに、やりたいリズム、表現は変わってくるんだよな〜
今年7月末に葛西前代表と、和の音交流館で1年ぶりにLIVEを開催しましてね。
実はその時に作った楽曲を、1人用にアレンジしてお送りしたんですよ
ええ、深読みしてください。笑
【M3】如月
3曲目に選んだのは、「如月」。
この楽曲は、洋の作曲師匠、宮坂直樹氏にプレゼントしてもらった楽曲です。
和楽器”篠笛”と、洋楽器のコラボレーションが、大好きで大好きで。
異なるバックグラウンドを持つ楽器なのに、不思議と合う。
この世界観が、音楽が大好きなんです。
5年前かな、
西洋の作曲理論をきちんと学び直したい。
そんな思いで門を叩いた、専門学校。
その時の先生が宮坂先生です。
卒業後も、個人で見ていただいたり、一緒にアルバムを作ったり、ライブをしたり。
さまざまにお世話になっております。
そんな宮坂先生と作った、和太鼓彩初のアルバムのタイトルが、「SAI ALBUM」。
へへへ、これからも、お楽しみに♪
【M4】若葉に
4曲目はお箏の楽曲。
和太鼓彩の世界に新たな彩りをと、石本かおり氏に師事し密かに稽古を積んでおりました。
今年は、沢井忠夫氏の「若葉に」という現代曲をお送りしました。
和音や綺麗な音色がとても素敵な楽曲です。
【M5】希望の光
続いては、ピアノ×篠笛 の楽曲を。
幼少期からピアノを習っていまして。
自分の今の活動に、演奏に、作曲に、人格形成にさまざまに影響を与えてくれた、ピアノ。
”希望の光”という楽曲を今回のソロライブ用に、
ピアノとの特別アレンジでお送りしました。
今回前奏のピアノフレーズを新しく付け加えましてね。
ここのコードをサビと全く一緒にしており、
最後のサビでは、その前奏のピアノフレーズと組み合うというこだわりが実は潜んでいたりします笑
【M6】ALL in ONE
電子和太鼓「TAIKO ONE」。
そこにルーパーという、ループ再生することができる機械を組み合わせてお送りしました。
1500年続いた和太鼓。
これからどんな世界へ進んでいくのか。
和太鼓は伝統だから、受け継がれてきたのではない。
各時代に必要だったから自然と、残ってきた。
この現代に和太鼓が必要なものであれば、自然と後世へと残っていくはず。
和太鼓を今の時代へ、未来へ。
「TAIKO ONE」ひとつに、あらゆる魅力が詰まっている。
そんな思いから、「ALL in ONE」と題しお送りしました。
【M7】妖怪たちのハロウィンパーティー
続いて、能管2重奏の楽曲をお送りしました。
能管は、あえて音階を外している音痴の楽器と説明されたりします。
(音痴とはなんぞや)
微分音と言われたりもしますが、
最近のポップスでも、いわゆる12音階ではない音が使われることも増えているんです。
個人的には、やっと時代が能管においついてきたなんて思っていたりもします。
ピッチが合わないと言うことで、通常2重奏でハモることはないのですが、
能管の出る音を全て書き出して、合う組み合わせを続ければ曲になるのではないか。
そう思ったのは2019年。
苦節4年。
今回成果として発表できるものができました。
ひとつの研究発表として、新ジャンル誕生!?
能管2重奏の楽曲を披露させていただきました。
【M8】怒
事前にSNSで聞いた、「ソロライブで何が見たいですか?」という質問。
大太鼓ソロが一番人気でした。
今年は”怒”をテーマにお送りしました。
(お客様から帰り際にテーマの理由を聞かれたので、少しだけ。
昨年のソロライブは、入院明け。
実は昨年は演奏内容等にも制限がありましてね。思うようにできなかった怒りと復帰をテーマに。)
【M9】10周年新曲
最後は、10周年のメインとなる楽曲の発表です。
この10年間の活動の集大成とも言えるような、未来に向けた楽曲を作りたい。
そう心に決め、今年、創作活動を始めました。
作曲するにあたり、今までの10年間を振り返ってみると、
正直この10年間は、
プロとして歩んできたと言うよりは、
道なき道を戦って作ってきた。
プロの道を歩んできたと言う事は作ってきた。10年間だと思います。
これから先の10年は今まで作った10年間の道の上をしっかりと進んでいきたい。
そんな思いから自分たちをお客さんを鼓舞するような。
心に満ち溢れ、力強く進んでいくんだ。
希望あふれるほこり高き彩の世界を歩んでいくんだ。
そしてそんな世界を皆様と一緒に作っていくんだ。
そういった思いを込め、「彩の矜持」と名付けさせていただきました。
皆様と一緒に作っていく、彩の世界。
みんなの手拍子で曲がスタート。
その手拍子に委ねられながら、演奏する。
みんなもこの曲の大切なパートのひとつ、大切な和太鼓彩のひとつ。
10周年プロジェクトでは、みんなで一緒に演奏しますよ!
さ、これらも一緒に彩の世界を、作っていきましょう!!
【アンコール】祭宴
アンコールに選んだのは、祭宴。
彩で一番演奏した曲かな。
この曲から、僕の作曲がスタートしたと言っても過言ではありません。
12年。
長きに渡り演奏している”祭宴”を、”TAIKO ONE”に乗せて未来へ。
と、、、
“彩ホーム Vol.30” 齋英俊生誕祭を振り返らせていただきました。
やはり、ソロライブっていいですね!
大切なみなさまの前で。大好きな彩ホームの場で。
今年も開催することができて、本当に幸せでした。
彩の矜持を胸に、次の10年も歩んでいきます。
いくつになっても!また再会しましょうね!
本当に、本当に、、、
ありがとうございました!!!
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