2023年6月3日「和太鼓彩ファンイベント “彩ホーム Vol.27”俺たちといっしょ」
みなさん、こんにちは、なべっちです!
本日は6月3日に行われた、和太鼓彩ファンイベント“彩ホーム”vol.27
「俺たちといっしょ」について執筆していきたいと思います!
尚、本編中の映像やコメントはこちらの彩チャンネルからもご覧いただけますので、
よかったらみてみてね!
そして何を隠そう、このライブは私なべっちがプロデュースを務めております!!
演出背景なんかも細かにお届けするので、よければお読み下さい!
【M1 口上〜Re:Birth】
開幕一番、緞帳裏には一列に整列する彩メンバーが。
そして口々に、こう言います。
(酒井)3年前、僕らは、そして皆様は、未曾有の事態に苛まれた。
(鈴木)いつ訪れるか分からない春を探し、来る日も来る日も研鑽を重ねた。
(塩見)時にはぶつかり合い、何度も、何度も挫けそうになった。
(さい)だけど今こうして、舞台に立てているのは、
ここにいる、応援してくださった皆様のおかげです!
(尾関)皆様への感謝を胸に、和太鼓彩はまた新たな一歩へと踏み出します。
(渡辺)プロ化10年目のこの年を共に駆け抜けましょう!
「俺たちといっしょに!」
この言葉の通り、和太鼓彩はどうにかこの団体を存続させようと、
この三年間あらゆる手を尽くしながら、もがいてきました。
そしてその背景には、コロナ対策調査書やひと席間隔のご協力など、
皆様の協力なしには成し得なかったとそう確信しております。
声が出せるようになったことをただ喜ぶばかりではダメだ。
皆様への感謝を届けたい、そんな演出となっております。
「新たな彩へと生まれ変わる」=「Re:Birth(復活、再誕)」
そして、このコロナ禍に修行に明け暮れた日々を、
音楽用語の「verse(バース、小節)」にかけ命名。
湧き上がる命の鼓動や、「夜明け」前をEDMの構成に落とし込みました。
【M2 トロピカルNight!】
そして、夜が明けるように「トロピカルNight!」
(いや名前は夜やないかーい)というツッコミはさておき。
こちらもコロナ禍に発表した一曲で、僕らが突き詰めた16ビートの集大成。
突き抜ける爽快感で、この会場中を熱狂の渦に巻き込みます。
今回、自分の作品に自信が持てるように照明さんにも演出を事細かに希望を出しました。
この曲のテーマは「朝」
暗いコロナ禍を夜に見立ててこの曲を抜擢しました。
【M3 Be Ready.】
そして時間は経過し、この曲は「昼」
人間が時には行進し、時には個性を曝け出す、
そんな活動的な「昼」をテーマに選曲しました。
そしてこの曲から和太鼓彩WiNGSが登場!
若さ溢れる活気のあるメンバーたちと、澄み渡る青空がベストマッチ!
【M4 ポップコーンタイム】
そして、時間は夕暮れに。テーマは「夜」
一概に「夜」と言っても、夕焼けや夜更けまで様々な色を見せます。
そして個人的にこのコロナ禍で学んだことの一つに、
「夜は活動的で人間の営みが行われている」というものがありました。
一口に「夜」と言っても、決して暗く静かなものではなく、
「夜」こそ人間本来の本質が見え隠れする、なんてこともあります。
そして、「ポップコーンタイム」間違いなくこのライブのメインナンバーとして
お客様も期待されていたことでしょう。
「右!左!右!左!回して、どんどん!」
と叫ぶ様は圧巻で、このライブが戻ってきたことに、舞台上から大きな感謝を感じました。
YouTube上で直前企画なるものも行ったので、
ぜひ、余韻に浸りながらご覧ください!
【M5 まつりだ、まつりだ、おまつりだ〜!!】
この曲も和太鼓彩の声出し定番ナンバー!
まさかの前半にこんなにも固い曲をまとめ、一体全体、後半はどうなっちゃうのー!!
なんて息つく暇も無く、3年ぶりの「わっしょい!」コールアンドレスポンス。
最近僕の中でブームのRAINBOW ver.でお届けしました。
ここからまた新たに和太鼓彩を好きになってもらえるように、
今現在お届けできる、最高の形でお届けしました。
RAINBOWもまたこのコロナ禍でもがきながら生まれた大事な作品です。
https://webshop.wadaiko-sai.com/items/73212875
【M6 彩之助音頭】
みなさん、こちらの楽曲覚えてますか…?
なんと、彩ホーム 記念すべきvol.1「夏まつり」で披露した、
和太鼓彩夏の定番曲なのですー!
こちら和太鼓彩の広報部キャラクターたちがメインとなっている楽曲。
もしかしたらこの夏また出てくることもあるかも…?
ぜひ覚えてね!!
【M7 天真★爛漫】
この曲も和太鼓彩の声出し定番曲!
メンバーのあだ名をそれぞれ叫ぶシーンが魅力的で、
今回このようなシートをご用意して、皆様に叫んでもらいました!
それぞれメンバー個性的ですね。笑
この曲もいれどころに悩みましたが、
前半戦の締めにみなさんに喉を枯らしてもらおうとこの位置にしました!
【M8 ともにエール】
急転直下。
ここで一気に締めに行きます。
この落差の演出について、賛否別れるかと思いますが、
このチャレンジが私ならではなのです。
コロナが明けた時にこの曲をやりたいとずっと思っていました。
齋さんのソロライブで聴いた時から、
皆様と「ともに」乗り越えていく、そんな意味合いに深く共感し選抜。
そしてこの曲も和太鼓彩の技術の証、
RAINBOWでの努力の結晶というわけです。
齋さんのお箏もええなあ。
【M9 青海波】
ここに海の大太鼓ソロを託しました。
「青海波(せいがいは)」
・・・穏やかな波がどこまでも続いている様子を模様にした青海波(せいがいは)は、「未来永劫平穏に」という意味が込められた吉祥柄。
7月に海が卒業します。
駆け抜ける空が内定していたが故に、
ここに大太鼓ソロを入れるは悩みましたが、「曲中のソロとどソロは違う」と解釈し、
僕からの花向けとして選抜しました。
僕の期待に応えてくれるように、彼はいいソロを披露してくださいました。
ありがとな。
【M10 駆け抜ける空】
そしてここで「駆け抜ける空」。
この年始に発表した新曲です。
酒井からのバトンを引き継ぐように、
和太鼓彩の今6人で魅せられる最大限の曲をここでピックアップ。
今回、楽しい楽曲で締めたいという想いがあり、
ここでカチッと締めに行きました。
「奏」に代わる新たな締め曲になれるように、
ブレイク後の演出に一味加えたり、笛を転調するように提案したりと、
様々な演出を加え、実は同じ楽曲でもちょっとずつレベルアップしてみました。
幕演出にもこだわり、裏方サポートしてくれたWiNGS(特に松本、松谷、龍史。笑)
大感謝祭りです。
【M11 RAINBOW】
そしてここからは令和のボスラッシュメドレー!
個人的にここの流れはこのコロナ禍で積み上げた和太鼓彩の集大成だと、
そう確信しております。
本当はラスサビ前のコーラスのところみんなで合唱したいんだよー。
歌うのって恥ずかしいのかな。笑
【M12 HA HA HA HANDS!!!!!!!】
そして3・3・7拍子がテーマのこちらの一曲!
「この世を目覚めさせる音。」では皆様にはたくさんご協力いただきました。
あの時の音の輪が今に繋がって、
アフターコロナも皆様と楽しくライブができることものすごく嬉しいです。
そしてこの曲からなんとヘッドセットを使用!
よりライブ感を演出すべく、新兵器を導入しました!
塩見さんありがとう〜〜〜
【M13お手をHijack!!】
そしてなんと言っても新曲「お手をHijack!!」
「一緒に手ぇ叩いて、歌って、踊れる。」
そんなキャッチコピーに相応しい楽曲を私なべっちが作成いたしました。
先日行った阿波踊りの公演を観て、「エンタメってこうなんだよ。」
と確信しました。
歌や踊りや音楽に、制約も垣根もなありません。
みんなが好きに楽しめるからエンタメなんです。
「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らにゃ損損。」
これは僕が「いとを菓子!ハロウィンパーティ」から言ってることですね☺️
せっかく同じライブを見にきてるんだから、一緒に楽しみましょう!!
【Enc さよならの代わりに】
そしてアンコール。
こちらもなんと新曲をご用意しました。
アンコールに新曲を用意するのって、けーっこうハードル高いんです。
でも「和太鼓彩のアンコール新定番」を作りたく、
酒井に「笛で明るく泣かせたい」「会場一体になりたい」とオーダーしました。
(実際にはもっと細かにオーダーしましたが。笑)
新しく発売した「イロドリTシャツ」を身に纏い、
お客様と一緒に楽しめる楽曲にしました。
このライブ、「声出し解禁」というワードが先行しがちですが、
それはただの楽しみ方の一つにしかすぎません。
皆様の生活に寄り添い、明日を生きる活力に僕らがなるためには、
さらに一歩先に行く必要があると感じました。
そして僕はそれをメンバーみんなにも強く感じてもらいたい。
僕らがここまでやってこれたのは間違いなくお客様やご関係者皆様のおかげだと。
僕らはいついなくなってもおかしくない、不安定な存在です。
そんな僕らは常に皆様のお力添えのもと息を繋いでおります。
その繋がりはひとえに「愛と感謝」しかありません。
そのようなメッセージが伝わっていれば幸いです。
このライブをプロデュースできて僕は幸せです。
信じてついてきてくださったメンバー、
楽しんでくださった皆様、
この舞台の成功を支えてくださったスタッフの皆様、
本当に本当にありがとうござました!!!!
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